介護職のメンタルヘルス

介護職のメンタルヘルス

ここでお話することは、ダメダメ社会人だった私が、ストレスまみれで、収入や将来に強い不安を感じている介護職だった私が、その状態を改善していく過程から至った考えになります。そんなワケで、ワリカシ説得力があると思います(笑)。

ちょっと身の上バナシですが…(笑)

ワタシ学生時代はほぼ勉強せず、何も考えず、特にやりたいこともなく社会に出ました。そして社会の荒波に撃沈。

「このままじゃやばい、自立できない」

と20代前半にどん底の精神状態を経験しました。今思えば、何もやる気がせず、精神的にはかなり追い詰められていたと思います。

24歳の時に、何となく介護の仕事を始めましたが、やはり人間関係に悩み、また収入や将来についても大いに悩みました。

そんな状態、「将来どうしよう」という強い不安から様々な本を読み、勉強し、自分なりに考え、人生が大きく転換。

介護の仕事では重要なポジションも頂きましたし、今はストレスもほとんど感じることなく、今からは自分で事業を始めようとしている、という(笑)。

人間変わるものだなー、と自分自身でシミジミしております(笑)。

身の上バナシはこの辺にして…、

「介護職のメンタルヘルス」の構成としましては、最初にまずストレス軽減といいますか、メンタルヘルスについてのお話を。

そこから人間関係・コミュニケーションについての話をしていきますが、そこに「収入」や「将来性」というところにつながる話も織り交ぜていきます。

メンタルを保つにも、収入のことを考えるにも、将来のことを考えるにも、カギとなるのはコミュニケーションと自己投資になるんですよね。で、コミュニケーションと自己投資も密接につながりがあります。

そしてそして、この文章全体を読めば、介護職が抱える「人間関係・収入・将来性」という悩みに対し、ある程度の「解」になるのではないかな、と私は考えております。

私も長く介護の仕事をしていますが、いつもイライラしている人、精神的に追い詰められている人、せっかく介護の仕事を始めたのに離職してしまう人、そんな人たちを多く見てきました。

現状でも人手不足の介護職、数年後には今よりももっと足りなくなる、そんな未来が待っています。

私はストレスまみれの状態から、ストレスフリーに。そんな経験から至った私の「考え方」で、少しでも「介護職の離職を減らす」ことができればな、なんて考えてます。大きく出過ぎました(笑)。

ちょっと自信過剰(笑)な気もしますが、中々出会わない考え方だと思いますので、長い文章ですが、お付き合いくださいm(__)m。

「こんな考え方もあるんだね」と思っていただければウレシイですし、また「自分の人生に使えそう」となれば小躍りしてヨロコビます(笑)。

ということで、ヤマナオ総合福祉がお送りする「介護職のメンタルヘルス【人間関係と自己投資】」、始めます(^^)

まずこれを理解してほしい、「ストレスの原因」

この理論、色々なことに応用できるんですけどね、メンタルヘルスでもキホンのキになりますので、まずこれをご理解下さい。

ストレスというのは、ここでは「心が動揺する状態」「心が不安定な状態」「喜怒哀楽」「苦悩」といった状況を指します。本来の意味は違うかもしれませんが…、まあその前提で話を聞いて下さいね。

まず結論から言うと、「理想(期待)-現実」という図式になります。期待という文字も入れましたが、今後この「理想」という言葉をよく使いますので、理想=期待=求める心=欲求、と理解をしておいてください。

そして理想と現実の差が大きいと心が揺れ動く状況となります。

理想よりも現実が上回っていれば、それは喜・快・楽なんていう感情に向かいます。逆に理想よりも現実が下回っていれば怒・哀・苦・悩といった感情に。

で、ストレスは後者。現実が自分の理想に至っていない場合、苦悩が生まれます。

例えば、ですけどね。介護の仕事の「離職原因」としてよく挙げられるのは「人間関係・収入・将来性」あたりだと思います。

人間関係で言えば、人は大体「自分と同じを求める」「自分を認めてほしい」という欲求があるんですけどね。ついつい相手の言動や行動に自分の理想(期待・求める心・欲求)が出てきてしまうんです。

「こうしてほしい」という期待に対して、思った通りに相手が動かなかった時にイラっとすることないですか?自分の考えと違う他者の言動にイラっとすることないですか?

といったように、自分の理想とは違う言動・行動があった場合に、落胆する・怒りを覚える、という心理状態になります。

収入でいえば、「もっと収入が欲しい」という理想に対し、現状と比べて嘆く。介護の仕事は世間的に「低収入」と言われていますしね。

お金をもっと使いたいところがある、買いたいものがある、旅行に行きたい…ウンヌンカンヌン。

誰でもですね「理想」や「期待」というのはあるんですよね。

「手早く仕事をしてほしい」
「自分のいうことを聞いてほしい」
「人間関係を良くしたい」
「自分を認めてほしい」
「収入を上げたい」
「今の働きでこの給料は安すぎる」

まあ、なんでも。理想があるから、心が揺れ動く、ストレスを感じる。冒頭でもお話しましたが、まずこれを理解することが「メンタルヘルス」のポイントとなります。

「燃え尽き症候群」という言葉聞いたことありますよね。これは理想が非常に高い人がなりやすい現象です。

私もたくさんの人と接してきましたが、完璧主義と呼ばれる人はストレスを抱えやすい、と感じております。自分にも他者にも理想が高すぎる人ですね。これ例外ないかも。すぐにイライラカリカリ、メンタル乱れていることが多い。

メンタルを崩す人というのは総じて「理想が高い人」と言うことができる、と私は思っております。私の考えですからね、あしからず。

理想が高くても、現実を上向かせることができる人はいいんですけどね。努力できるとか、人を動かすことができるとか。

理想は高いけど、努力しない、人から信頼されない、影響力を与えられない、という人は要注意。理想と現実の差にストレスを感じ、メンタルを害してしまいます。

イメージがつきやすいよう、私の体験談。

私が一緒に仕事した人なんですけどね。組織での立場は中間管理職とオツボネポジ(笑)。

知識量と経験値が多い方でですね。個人レベルでは仕事もできるんですよ。

でも、他の職員にも同じレベルを望み、また「自分と同じを求める」「自分の価値観は正しいと思っている」人で、「違い」があるとイライラカリカリ。そして非難・否定・叱責・吊るし上げ。自分の失敗は認めず、他者のせいにする。

言うことは確かに間違ってはいないんですが、人を恐怖で動かしている状況だったので、他者からは「叱責された」「皆の前で恥をかいた」「否定された」という負の感情が支配してしまい、肝心の「改善」ができない状況に。

自分の失敗は人のせいにしているもんだから、他の職員も中々言うことを聞かないんですよ。そして出てくる言葉は「ここの職員はレベルが低い!」

ちなみに、その人にリーダーシップ・指導力・マネジメント力(管理能力)がない結果が「ここの職員はレベルが低い!」という言葉になってしまうんですけどね(笑)。

部下のことを「レベルが低い!」なんて声高らかに言うのヤメテくださいね…。

要は「うまく人を動かせない状況」ですので…。

自分自身の「管理能力」がないと声高らかに宣言しているものなので…(笑)。

介護の仕事では案外アリガチなんですけどね。現場の能力(経験・知識)が高いゆえに役職が上がる、ということ。でも人を動かしていく能力というのは、また別なんですよね。

そしてこれも多いのが、業務遂行能力が高い人は、他者にも同じレベルを求めガチ、というところ。自分が「できる人」なもんだから、余計他者の「足りない所」が見えてしまう。

イライラカリカリ管理職はその典型。

「自分の伝え方が悪かった」とか
「どう教えればわかってくれるか」とか

少なからず、自己で改善できるところもあるんですよね。そういう視点にいかず、「できないのは自分以外のせい」に持って行ってしまう。

それでは年単位で見ても、組織自体が進歩していかない。その人はいつもイライラカリカリ。他の職員はビクビクして自分を発揮できない。まあ悪循環。

ここでは管理能力ウンヌンではなく、その人の「心理状態」がポイントなんですけどね。他者への理想は非常に高い。しかし自分の言動・行動では人は動かない。改善していかない。でも理想は高いまま。そしてストレス積み上げ、さらにイライラカリカリ。

去る人も増え、自分の仕事量が増えるとさらにイライラカリカリ。

これは「理想」に対して「現実」をうまくコントロールできない状況と理解してください。

前述しましたが、メンタルを壊してしまう人、このタイプの人が多いと感じております。私の経験上ですね。

他者を気にしすぎといいますか、いつも他者の「できていない」ことに目がいってしまうといいますか。自分が「正しい」と思いすぎているといいますか。

適切かつ高い理想(リーダーシップ)を持って、指導力とマネジメント力がある人は非常に貴重な人材なんですけどね。わたしは「バランス感覚」と言っているんですけどね。理想と現実のバランス調整能力が長けている人。

このバランス感覚についてはまた別の記事でお話しますけどね。

まあ、介護の仕事をしている中では「バランス感覚に長けている人」ほとんど見たことがない…(笑)。

大体が「あの人はここができてない」「プロ意識が足りない」ウンヌンカンヌン。問題は見えているんですけど、問題解決の仕方がわからず「愚痴・批判」で終わってしまう。これは良くないパターンです。

愚痴と批判だけでは何も変わりませんからね。改善のための問題解決をしていかないとですね。

色々と話しましたが、ちょっと話を戻して、まず、ストレスは「理想-現実」から生まれる、ということを理解してほしいワケです。

で、その後に理解してほしいことは「メンタルを保つためには、理想と現実のコントロールが非常に重要」というところです。

前述したように介護職では「人間関係」と「収入・将来性」というところがメンタルヘルスにおける大きなポイントになりますので、その辺を中心に「理想と現実理論」を展開していきますね。

と、ここまで「ストレスの正体」についてお話ししましたが、そういう私も以前は「他者を気にしすぎて、イライラしていた」クチ(笑)。でも、この「理想と現実理論」にたどり着き、メンタルが非常に安定したクチ(笑)。

ということで、この理論は自信をもってお伝えすることができる(笑)。私は十年くらいかけて「メンタルを保つ方法」を発見し、実践しております。

まあ、この理論はなんにでも応用可能なので、是非理解して下さいね。もし理解ができない、もっと話を聞きたい、という方は個別面談や団体でセミナー・研修を行うことも可能ですので、ご連絡下さい(^^)

それでは次に、「理想と現実をコントロールする」というところの話をしていきます。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。

理想と現実をコントロールする

これも結構単純で、「理想を下げるか、現実を上げるか、両方するか」という結論になります。

まずやるべきことは、自分はどんな理想を持っていて、どんな時に「感情が揺れ動く」のか。そんなところです。自己分析とでもいいましょうか。

そしてメンタルを安定させるために、まずやっていただきたいことは、「理想を落とす」こと。これは誰にでもできると思います。たいして努力は必要ありません。思考を転換するだけですのでね。

収入と人間関係について、例えバナシで説明していきます(^^)

理想を落とす

例えばですけど、「介護職の給料」

介護の仕事は一般的に「給料のワリには仕事がきつい」なんて言われています。違う言い方だと「介護職は底辺」「3K・4K」。そんな言葉に苦しんでいる介護職の方は結構多い。

でも私の頭の中では「絶対なくならないし、全国どこでも働けるし、ちょっと収入低いけど超安定している良い仕事」という認識。

「低いけど安定している」

を「給料安くてやってられないわ~」「もっと給料上げろ~」と思うか。

「働く場所があって、困らない程度にお給料もらえて、贅沢しなければ貯金もできるし、じゅうぶん幸せなことだよね」と思うか。

考え方としたらどっちが良いですか?個人の受け取り方の問題になりますよね。

どうしてもですね、自分の周りにいる人の「良い部分」というところと、自分の「悪い部分」というのをね、比べガチになるんですけどね。良い部分だけ切り取って自分の理想や期待にしてしまう。そんな感じで「幸せ」のハードルを知らず知らずに上げてしまうんですよね。

収入に関しては「上」を見ればキリがありません。人と比べること自体、私は「意味のないもの」と思っております。「今から頑張る」ためのモチベーションにするのは良いですけどね。

我々は食物連鎖の頂点にいて、文明も享受している。命の危険を感じるわけでもない、住む場所もある、そして安定した仕事がある。十分幸せなことだと思うワタシです。もちろん、自己実現もしていきたいですけどね。

今のご高齢の方が若い頃の時代を考えてみてください。戦時中や戦後はそれこそ衣食住が満たされていない時代。今は収入が少ないと言っても、衣食住まで奪われることはない。

休みもですね、週休2日もあります。昭和の時代は週休1日でしたよね。今の時代は恵まれているんですよ、だいぶ。

かといって、「今より良い待遇で働きたい」「自分が望む生活をしたい」という欲求はあっていいと思うんですよね。でも大事なのは「その欲求を達成するために、努力する」ことなワケです。後半で詳しくお話しますけどね。

でも、色々不満や悩みを抱え、メンタルが揺れていると前を向いて努力することも難しいんです。

そんな私は「五体満足で働けているだけ幸せ」という幸せレベルと、「自分の思うように仕事をして、収入も少し上げたい、余暇を楽しみたい」という理想レベルがありまして。

私は2段階理想と呼んでおります。ひとことで言うと、

「現状を受け入れて、メンタルを保ちながら努力をする」

といった感じです。人それぞれですけどね。介護職、という仕事に大満足、という方もいらっしゃいますし。私は介護職に大満足、でももう少し自分の可能性を追ってみたい、という感じ。

そういう私も若い頃は冒頭で話したような「なんでもっと給料がもらえないのか」と不満を抱えていた人間です。でもある時に「いや、全然恵まれている職業ではないか」と思うようになりました。そこから前向き思考が加速(笑)。

今では、2回目ですけど(笑)「絶対なくならないし、全国どこでも働けるし、ちょっと収入低いけど超安定している仕事」の介護職を選んで正解だった、と思っております。

そして「五体満足で働ける、働ける場所がある、明日食べるものに困らない」と考えており、特に不満は感じておりません。そして心の揺れもありませんし、自分のことに集中をして、「努力」ができる状況になりました。

今は仕事がある日もない日も、毎日5時に起き、エアロバイクを40分~50分、本や参考書を読みながら漕いでおります。健康にも良し、頭にも良し、一石二鳥(笑)。

メンタルが揺れている頃はできなかったことなんですよ。運動も勉強も「しないといけない」とは思っててもですね。

「安定した仕事」に満足をして、将来のために努力をする。努力は報われると思います。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために、まず「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。

例えばですけど、「介護の仕事の人間関係」

ここはちょっと長くなります。私が「介護の仕事においてメンタルを保つための最重要項目」だと思っておりますのでね、人間関係。理想を落とす、というハナシの前に、まず前提からお話しておきます。

【そもそも介護の仕事は人間関係が難しい】

まず、結論から先に言いますと、

「介護の仕事は私生活の場で行われるから、人間関係が難しくなる」

その前提を理解することが「理想を落とす」ことに繋がっていきます。人間関係が難しくなるのは当たり前のことなのだ、ということを理解していただきたいワケです。

この結論からヒモ解いていきますね。

私生活の場、反対語は社会生活の場。ちょっとわかりにくいかもしれませんので、ちょっと具体例を。

家を出て仕事に行くとしましょう。身だしなみを気を付けて、ご近所さんに会ったらニコヤカに挨拶をして、場合によっては世間話なんかをしますよね。相手に不快な思いをさせないように、気を遣って、敬語で話す。

そのまま仕事に行きます。仕事の場では、その組織のルールや一般社会人としてのマナーを意識して人と接します。

と、こんな感じで社会生活上では「一般常識」「ビジネスマナー」など、ある程度決められたものがあるんですよね。社会生活上では大体の人が「良い顔」を見せているものなんです。

では自宅にいる時はどうでしょう?みなさんにも考えていただきたいのですが、「社会生活上の自分」と「自宅にいる時の自分」は同じですか?

同じ、という人はほとんどいない。と思う(笑)。ひとこと申し上げると、私は「どこでも同じ」になるよう心がけています…、と思う(笑)。

もう少し詳しく。以下の視点で考えてみましょう。

①「仕事や近所づきあいなど自宅以外での自分」(社会生活上の自分)
②「距離が近い人と接している時の自分」(準社会生活上の自分)
③「家族生活など家の中の自分」(私生活)
④「一人でいる時の自分」(自分そのもの)

大体の人が、④に行くほど「素の自分」になっていくと思います。①と④がまるっきり違う人もいらっしゃるのではないですかね。

仕事上では超几帳面なのに、自宅ではガサツ。仕事上やご近所さん相手には超物腰が柔らかいのに、家族に対しては横柄。いつもパリッとした身だしなみだけど、家にいる時は寝ぐせボサボサ。などなど。これらはちょっと極端な例ですけど(笑)。

①の「社会生活」というのは「ビジネスマナー」や「社会生活のルール」、もう少し落とし込むと「組織のルール」という分かりやすいルールというものが存在します。そのルールに従って、色々と行動を選択していくわけです。

逆に④は自分がルール。いわゆるマイルール(その人にとっての常識・普通とでもいいましょうか)。まあ、社会生活上でもマイルールというのは存在しますけどね。でも私生活上の方が圧倒的に多くなります。

社会生活と私生活、少しわかりやすく例えバナシをしておきます。私が介護の仕事の人間関係に近いと勝手に思っている嫁姑関係(笑)。

まず、家族に自分の結婚相手を紹介する時。着飾ったり、手土産を持って行ったり、と非常に気遣いをしますよね。もちろん、会話や所作などでも「良い印象を与える」ため必死で自分を作ります(笑)。

まあ、これは何もお嫁さんに限らず、姑さんもそうですよね。まあ、作ると思います。その時点ではお互い印象が良いんですよ。作っているから(笑)。

でも私生活では別の顔がある。私生活の一部が見えたりすると、とたんに「マイルール」の違いが出てくる。一緒に生活するものなら大変(笑)。互いにマイルールを受け入れられる「器」と、違いは認めつつもお互いを「尊重」できる人達だったらいいんですけどね。

「違い」が許せないと争いに(;’∀’)。

例えば、ですけどね。「服をキレイに整理整頓する」といっても人によって「キレイに整理整頓」の基準は違うんですよ。

自分では「キレイに整理整頓」していると思っても、他者から見れば全然、なんてことありますよね。私なんかは「散乱」していなければキレイだと思っていますけどね、それが許せない人もいる。パリッとシワなくたたまないと気が済まないとか。

そういう細かい「違い」が出てくるのも私生活上ならでは、かも。

細かい部分はですね、どうやったって違いは出るんです。子供の頃から一緒に暮らしていた人同士でも違いは出てくるんですからね。親子でも、兄弟でも。

親子も兄弟も、同じ空間で過ごす時間が長ければ、似てきます。でも家族以外の人と過ごす時間が長くなると、他者の影響によって考え方の違いは出てきますよね。

なので、全く違う環境で暮らしていた人達同士の「マイルール」に違いがあるのは当たり前なんですよ。嫁姑がこじれるのも同じ関係性だと思うんですよね。

でも多くの人が、それぞれの私生活レベルでも「自分が正しい」と思いガチ、そしてマイルールを「みんなの常識」と決めつける傾向があります。

介護の仕事は入居者さんや利用者さんの「私生活」をサポートする仕事です。その私生活の場に、

入居者さん・利用者さん・その家族・職員、それぞれのマイルールが入ってきます。

私生活の場での「入居者・利用者」同士の関係。

私生活の場での「入居者・利用者」と「職員」の関係。

私生活の場での「入居者・利用者」と「家族」の関係。

私生活の場での「家族」と「職員」の関係。

私生活の場での「家族」同士の関係。

社会生活上の「職員同士」の関係。

社会生活上の「家族」と「職員」の関係

恐ろしいですねぇ。怖いですねぇ。

例を挙げてみますと、先ほど話した「服のしまい方」。

例を挙げてみますと、「ご高齢の方への接し方」。

例を挙げてみますと、「風呂の入り方」。

例を挙げてみますと、「歯ブラシの置き方、歯の磨き方」

例を挙げてみますと、「食事中に会話をするしない、テレビを見る見ない」

例を挙げてみますと、「朝起きる時間」

例を挙げてみますと、「死生観」

例を挙げてみますと……

キリがない(笑)。

そんな私生活の場でサービス提供が行われ、社会生活の場も混ざり合い、そこに多種多様な人が集まるのが介護の仕事。

ということで、この項目の冒頭でもお話したように、

「介護の仕事は人間関係が難しくなる」

ワケです。では、ここで、介護の仕事の人間関係は難しい!という具体例を、私の実体験をモトにお話しますね。とその前にちょっとおさらい。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。

【実体験その1】

食事介助中のマナー事件

ある職員さんが、食事介助中に肘をつきながら介助をしていました。先輩職員はそれを見て、「食事介助中に肘はつかないで下さい。肘を付けて食事はしないでしょ?当たり前のことですよ。」と注意。

確かに食事のマナーとしては注意しないといけないところですよね。その時はですね、私も「自分も知らずにやってしまうかもしれないから、注意しよう」なんてことで終わったんですけどね。

まあ、「当たり前」とかいう言葉はあまり好きではないので、人それぞれ食習慣は違うし、次から修正すれば良いハナシで、「当たり前」まで言う必要あったかな、とは思いましたが(笑)。

数日後、その注意をした先輩職員が他の職員に対して「〇〇さん、食事介助中に肘ついて、非常識よね~」と食事介助中に、入居者さんを前にして、仕事ソッチノケで声高らかに〇〇さんの悪口を言っていました(笑)。

私的には先輩職員さんのしている行為の方があまり好きではない(笑)。ジワジワとくる光景でした。

「自分との違い」から飛躍して「非常識人」とレッテルを貼ってしまう、というのはアリガチではあるんですけどね。

まあ、この話はどっちが「常識人か」を判断するための例ではなくてですね、「人の常識なんて違うのが当たり前」を表現したくて話していることなのでね。

いいんです、いいんです、違いがあって。違いがあって、その後にどうするか、というところが大事なんですよね。

【実体験その2】

靴下の置き方事件

これは実際に私が注意を受けたことなんですけどね(笑)。

私は靴下を脱いで、再利用する場合(あまりないことですけど)、少し広げて乾燥させるようにしたいんですよ。気持ち的な問題かもしれませんが(笑)。

で、施設で働いている時にベッド臥床した入居者さんの靴下を椅子の上に広げておいたんですよね。

そしたらオツボネさんから、「きれいにたたんで置いて下さい。そんなの常識でしょ。」という注意。まあ、ご家族が来ることもありますし、整頓しておくことは必要なことではありますよね。

確かに椅子の上に広げるのは見た目が悪いと思ったので、「そうね~」と思いはしましたけどね。

ただ、靴下の置き方は人それぞれ(笑)。色々な置き方があってもいい。あとは今後どうすれば良いのか、それを統一して全員で共有すれば良いことで、「常識」を持ちだすのはちょっと違う。

「そんな常識もないの?」的にカリカリしているオツボネさん。カリカリしなくてもいいんですよ。ひとつひとつ基準を作っていけばですね。

と、こんな感じで、非常に些細な「違い」がたくさんあるんです、私生活の場って。その私生活の場に、前述した入居者さん・利用者さん・その家族・職員のマイルールが入ってくるのでこじれる。

事例を2つ話しましたけど、何が言いたいか、というと、

「常識・非常識なんて人それぞれ違うのよ」

というところ。その「違い」が受け入れられないから、人間関係に影響してしまう。

大事なのはですね、その「違い」を認めた上で、「組織として」どう対応するか、というのを決めていくことなんですけどね。その積み重ねで「組織文化」というものが出来てくる。決まったことはマニュアル化して、今後の指導内容にする。

介護の仕事で言えば、組織文化(マニュアル)の上に「入居者さん・利用者さん・その家族」のマイルールを取り入れ対応に当たる、ただし出来る範囲で、ということが必要になってきます。

その辺は「組織運営」というところまで飛躍してしまうので、ここではちょっと控えておきます。詳しくはまた別の記事で(^^)

この記事は「メンタルヘルス」というところですのでね。

ウンヌンカンヌン述べてきましたけどね、介護の仕事の人間関係において理解してほしいことは、冒頭に結論として言った

「介護の仕事は私生活の場で行われるから、人間関係が難しくなる」

からの

「人間関係が難しいのは当たり前」

これを知っているか知らないか、で雲泥の差が出る…、と思う(笑)。当たり前なんですよ、人間関係のゴチャゴチャがあるのは。

でも案外知らない人が多くてですね。「自分と同じ」を求める人。「自分の正しさ」を理解してほしい人。特に「常識・普通」といった類の言葉をよく使っている方は要注意です。

私もですね、「ん?今のあり?」とは思うんですよ。心が揺れる時もある。特に、人の扱いがぞんざいな人を見ると心が痛みます。

でも、過剰に反応をすると心が疲れてしまいますのでね。そんな時は「なんでそんな対応になっているんだろう」「どうすれば改善できるだろう」と無理やり考えるようにしています……、

と、この辺は今からまた詳しく話しますので、はい、ではここで理想と現実理論の再登場(笑)。自分の思考を転換。理想を下げる。

「他者は自分と同じ考えを持っているはずだ」
「他者は自分の言うことを聞いてくれるはずだ」
「自分の考えは正しい」
「自分は常識人」

なーんて理想は置いといて、今日からこんな思考に変えちゃいましょう。

「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前、他者に期待をしない」

他者に期待しすぎるから、イライラするんですよね。期待しなければイライラしません。

そして他者に「自分が正しい」ことを認めてほしい、それが愚痴や悪口といった形に現れていきます。いわゆる承認欲求というものが、人間関係に悪さをします。

「あの人こんなしてたけど、おかしいよね~」と言って自分の考えに同意を求める。立場の弱い人に「こんなことも知らないの?常識でしょ?」とマウントを取る。そんなしたところで、何も変わりません。

まあ、本当に心がきついときは、信頼できる人だけに吐き出しちゃいましょう。誰それ構わず吐き出していたら人間性疑われますんでね、この辺も今から詳しく話をしていきますけどね。

少し思考を転換すると楽になる

と、ここまで「理想を落とす」という話をしてきました。収入と人間関係について話をしてきましたけどね。なんでもそうですね。心の揺れを感じた時に、自分はどんな理想(期待・欲求)を持っているのか。

そこを観察することは非常に大事です。そんな時に、自分の理想をコントロールしてみてください。

まずは「今の現状は本当に不当で不幸せな状況なのか?」と思うこと。「仕事があって、毎日ご飯が食べられればいいじゃないの」と考える。そして人に「違い」があるのは当たり前なんだから、他者に多くを求めない。自分は自分。

この思考転換だけでも、だいぶ効果ありますよ。これ、私の実体験なので。現状に満足し、他者に求めない。思考をちょっと転換するだけです。

理想を下げる、といっても自分の理想は持っていてもいいんですよ。高い理想はあってもいんですよ。でも現実もしっかり受け止める。他者に多くを求めない。そこをね、コントロールするのです。その上で、

自分ができることをする。自分がしたいことをする。

理想と現実を比べて嘆く、不平不満を言う、というところに向かうのではなくて、理想を達成させるために前を向く、それが重要なんでですね。

私が伝えたいことはそこです。「現実を上げる」というところですね。現状を受け入れて、毎日少しずつ進む。比べる相手は他者ではなく「昨日の自分」。自分が前を向いて進んでいけば、状況は変わっていきます。

根本になる部分の話を少ししてからコミュニケーションと言いますか、人間関係改善といいますか、その類の話をしていきます。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」

他者のことはあまり気にせず、自分のことに集中する

なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんけどね。でもこれ、非常に重要なことでですね。

まず、考えて欲しいのは「自分のこと」。他者については「コントロールできない」と考えておいたほうが良いですね。でも人は人間関係で心を乱すことが多い。

要は「自分自身がどうなりたいのか?」「自分の理想の生活はどうなのか?」「自分の幸せはなんなのか?」というところをまず考えてほしい。

自分のですね、理想とか目標というのを持っておくと、まずそれだけでも「他者」のことを考える時間が減ります。

ここに他者との比較や世間一般、他者の期待というものは廃除してほしいのです。アリガチですよね?「こうすれば幸せな人生YOー」というもの。

人の幸せの感じ方というのはバラバラなんですよね。でも案外、「他者との比較」とか「世間一般の幸せ」とか「他者の期待」を基準にしてしまうこと多いんですよ。そうすると軸が作れないんですね。

良いところに就職がしたい、給与は年収何百万以上、結婚して子供を作って、マイホームを買って…ウンヌンカンヌン。

でも、人によって好きなこと、頓着すること、時間を忘れて取り組めること、大切にしていること、などは違います。

そして今からお話する「理想を上げる」というものは、時間とお金を投資していきますので、自分が「好きなこと」でないと、続かないんですよ。

継続していくことが非常に大切。

なので、まず「自分」はどうなっていきたいのか。自分の幸せはなんなのか、ということを考えることが必要になります。

そういった「未来」を想像できないと、前向きに頑張る原動力になりませんからね。

「どうなりたいか」を決めてから、時間とお金を投資する。これが基本路線です。ざっくりとでもいいんですよ。何か進むべき道を見つけて、そこに投資をする。

そうすると、また色々な視点で物事を見ることができるといいますか、視野が広がるといいますか、進むべき方向はまた変えてもいいし。

他者のことはいいから、自分のことに集中をする。できることからコツコツと。他者のことはいいから、というか他者の目(評価)は気にしなくていいから、といったところでしょうかね。

他者評価というのは所詮、他者がするものなので、そこに一喜一憂する必要はありません。「こんなに頑張っているのに誰も評価してくれない」「他者の期待に応えたい」「他者の目が気になる」なんて気を揉んで頭を悩ませる。アリガチなんですけどね。

自分のやりたいことがあれば、他者の評価は関係ないし。もし、自分のやりたいことに他者の評価が必要であれば、その人の評価が得られるよう努力すれば良いだけ。

私は「ただただ自分のことに集中し、自己投資をして、正しい言動・行動に気を付けていれば、他者の見る目は変わる」と考えています。

逆に他者を気にしすぎると「正しい言動・行動」がブレる可能性もあります。

そしてその「ブレ」というのは、信頼度を落とす要因にもなるんで要注意。自分の軸を作り、他者に振り回されずに、自分のことに集中する。このページではその「軸」作りに少しは貢献できるのではないかな、と思います。

あと、自分の「心の弱さ」というのを認識することも大切です。ストイックにできる人もいますけどね、私は無理です(笑)。自分の「できる範囲」を見極めることも非常に大事。

次の次から「影響力を与えるコミュニケーション術を段階的に見につける」的な話をするんですけどね、そのカギとなるのは「自己投資」なんですよね。

で、その自己投資というのは、「自分が好きなこと」「自分がどうなりたいか」という進むべき道に対し、自分の弱さも認識した上で「自分のできる範囲」でコツコツ積み上げていくモノです。

自分の理想を見つめなおして、その理想に向けて、コツコツ進んでいく。そうすると、色々と能力を身につけることができる。

特殊な能力というのは、他者からも「おっ」と思われる。

これが私の「現実を上げる」方法なんですよね。

「影響力を与えるコミュニケーション」をできるようにするための、「コミュニケーションに影響を与える自己投資」なんです。

他者のことはあまり気にせず、自分ができることに集中する。自分が正しい行動・言動をしていれば、他者からの評価も変わる。そして特殊能力を身につければ、さらに評価が変わる。そして自分の将来の選択肢も広がり、収入にも影響が出てくる。

要約するとこんなかんじなんですけどね。今の段階では「???」かもしれませんが、少しずつヒモ解いていきますので、もう少しお付き合いください。

この項目で伝えたいことを、より具体的にイメージできるよう、私の経験則をお話してから次の項目にいきますね。

「自分ができる範囲」と「コツコツ継続」の重要性。

私はですね、25歳の頃から「毎日1時間、勉強や読書をする」ことを続けております。この記事を書いているまでに、かれこれ17年になりますか(笑)。

大体ですよ、大体毎日1時間。前述しましたが、いつからか毎朝少し早く起きて、エアロバイクを漕ぎながら参考書や本を読むという生活を続けております。

この1時間という時間なんですけどね、17年継続すると、

1時間×365日×17年=6205時間

になります(笑)。で、その1時間というのは机に向かう時間ではなく、わたしはエアロバイクに乗ったり、スキマ時間にスマホで本を読んだり、という時間。

1日1時間、工夫すれば誰でも作れる時間だと思うんですよね。

で、以前は「勉強は何時間も机に向かわなければならない」という認識があったので、やる気になった時、例えば資格取得を目標にした時なんかですね、無理をして机に何時間も向かうことはあったんです。

でも続かないんですよ(笑)。

というのも、私は机に向かうことが好きではない(笑)。そして机に向かって何時間も集中力が続かない(笑)。すっごい疲れるんですよ。

でも、自分の能力は向上させたい(笑)。机に向かうのは無理だけど、能力は向上させたい(笑)。

そして方向転換。机に向かわない勉強方法を編み出したワケです。なので、今まで取得した資格(介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員・行政書士等々)は全部、有酸素運動をしながら&スキマ時間に参考書と過去問題を読んで取得しました。

数百冊の読書も全部「ながら」です。

ちなみに、私は書きもしまへん(笑)。何かをしながら、ひたすら読む。この方法が「私の継続できる方法」なんですよね。自分に合った方法。

人それぞれだと思います。逆に運動しながら等の「ながら勉強」が集中できない人もいると思いますし。

「ながら勉強」は一つの方法です。要は「自分が継続できる方法」でコツコツ自己投資をすれば良いワケで。ちなみにですね、1日15分でも非常に有効だと思いますよ。

15分でも10年続けると、

1日15分×365日×10=912時間半

になります(笑)。難関資格もイケますね(笑)。

で、この時間の積み上げが、人生を大きく左右します。まあ、別に無理をしなくても良いんですけどね。でもどうせなら、心穏やかに人生後半を過ごしたいじゃぁありませんか。

いつまで経っても「お金」と「人間関係」で悩みたくないじゃぁありませんか。

まあ、お金は別にいいんですよ。これは副産物なので。どれだけ人の役に立てるか、その質と量が「お金」に変化しますから。ただ、人間関係についてはどこでもついて回るもの。

コミュニケーションの基本を知って、コツコツ自己投資していけば、人間関係も改善しますし、その結果、収入に反映する。私のように「自分のやりたいように仕事をする」ということが出来るようにもなる。

ちなみに、私は今までのコツコツ積み上げをしたおかげで、介護士として日本全国どこでも働けますし、管理職としても働けますし、組織運営でも成果を出せますし、自分で事業を行うこともできます。人間関係で悩むこともほぼないですし。他者に多くを求めていませんからね。

で、投資するモノに関しては何も勉強でなくてもいいんですよ。自分が好きなこと、熱中できることを掘り下げていく。それが日本全国のマーケットで発揮できる時代です。ネットがありますからね。

特にシニアマーケットは超巨大ですから、「介護士+〇〇〇〇」というのは大きな相乗効果を生む可能性あり。まあ、また別の記事でお話しますけどね。

理想を下げるだけでも、メンタルを保つには大きな効果があるんですけどね。他者のことは置いといて、自分ができることに集中して現実を上げる、そしてさらにメンタル安定、これがこのページ全体で伝えたいところなんですよね。

で、メンタル安定の中心が「コミュニケーションと自己投資」になるんです。山本直広理論では(笑)。

次に「プラス思考とマイナス思考」「過去思考と未来志向」について少し話をして、その次からは「コミュニケーション」についてお話していきます。コミュニケーションの基本から始まって、段階的に「影響力を与えるコミュニケーション術」を身につける、そんなイメージで書き進めていきます。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • 他者の評価や他者の期待、世間一般は気にしないで、「自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。

プラス思考は未来志向、マイナス思考は過去志向

理想と現実、という話をしましたが、ちょっと思考回路転換のコツをお話しておきます。

ストレスがかかる、心が揺れる状態というのは理想と現実の差から生まれる、とお伝えしました。そしてそのストレスは、イコール「問題」と捉えることができます。問題というのも理想と現実の差から生まれるもの。

で、その問題が出てきた時に、愚痴や不平不満を言うことは過去に執着をしている状況ですので、私は「過去志向」と呼んでいます。

逆に、その問題を「解決できるもの」と考え、課題に変換し、この先どうするかを考える、これを「未来志向」と呼んでいます。

ちょっと具体例を出して「考え方」をお話しますね。

例えば、ですけどね。職場に新人職員が入ってきました。その新人さんは物覚えが良い方ではありません。仕事の覚え方とかもよく分かっていない。

その姿を見て、「あの新人はほんと覚えが悪い。」とグチグチ言う。教えた人同士で、その新人職員さんの悪口・粗探しで盛り上がる。理想が「物覚えがよく、すぐに戦力になる職員を求めていた」なのか、「自分はできる人間だ」と誇示したいだけなのか。

この場合の心理状態を読むと、うまくいかないことを愚痴るというのは、「自分は一生懸命教えているけど、うまく覚えてくれない」という、「自分を認めてほしい」という欲求が多くを占めていると私は考えています。

粗探しと悪口で盛り上がったところで得られるものというのは、共感からの自己満足しかありませんよね。でも目的は「新人職員さんが戦力になるように育てる」というのが一番ですからね。

過去にうまくいかなかったことに固執し、自分が正しいことを認めてほしい、その新人が間違っている、という気持ちもわからなくはないですが(笑)、でも本来の目的からは大きく外れますよね。

過去に執着ている状態です。これが過去志向。不平不満や愚痴で終わってしまうのは過去志向。別の言葉で言うと「マイナス思考」。

逆に未来志向というのは、新人さんが中々覚えてくれない、という現実に対して「どうすれば覚えてくれるか」という未来のことを考えること。

自分の伝え方、教え方は?
新人さんの心理状態は?
コミュニケーションはとれている?
良いところは認めてあげている?

等々を考える。「自分原因」という言葉もありますが、同じ考え方ですね。他者のことはいいから、自分ができることを考える。なので、プラス思考=未来志向=自分原因論、なワケです。

過去のことに嘆く、という気持ちもわかりますが、大事なのは未来に向けてどうするかを考えることです。

自分がつい不平不満・愚痴を言いたくなった時に、その問題をどうしたら改善できるか?、という考え方ができると気持ちも楽になります。新人職員さんへの教育、という例を出しましたが、全部同じ。

心の揺れを感じた時、どこかに「問題」が存在します。その問題を解決すべき課題に変える。そんなに難しいことではないですよね?

ある本では問題=不平不満・愚痴、課題=希望と表現されていました。おー、なるほど、と思いました。

問題を解決すべき課題に転換したとき、それが未来への希望に変わる。

過去のことに不平不満・愚痴をこぼすのではなく、「今からどうしようかね」と考える。そのクセをつけてしまいましょう。メンタルにも大きく関わってきますよ(^^)

逆に、指導をする立場の人は、部下等から不平不満や愚痴を聞いた時に「今からどうするか、一緒に考えましょ」と言う。間違っても一緒になって不平不満や愚痴を言わないようにしてくださいね~。

過去志向と未来志向についてはこの辺にして、次からメンタルヘルスの要、コミュニケーションについてお話していきますね。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • 他者や世間一般は気にしないで、「自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 過去の出来事に不平不満や愚痴を言うのではなく、「解決する課題」として捉える。「今からどうしようかね」を口グセに。

ヤマナオ式「コミュニケーションの基本」

私が考える「コミュニケーション」の最終的な理想像は、

「他者を動かすことができるよう、影響力を持つ」

ことになります。

そのために必要な思考回路と行動が、

「他者の悪いところに関心を持たず、良いところを見るようにして、自分が出来ることに集中し、信頼度を積み上げる」

2つ前の項目でも話しましたけどね。「他者のことはあまり気にせず、自分に集中をする」というのが基本になります。

で、今から説明をしていくのは「他者のことはあまり気にしない」というところが中心となりますかね。他者のことでの「心の動き」を少なくする考え方と言いますか。

私の経験上だとですね、これから説明することを順次取り入れて行くと、他者のことが気にならなくなるんですよ、マッタク(笑)。ただただ自分に集中することができる。

そして自分が人から認められるような行動や言動をしていれば、自然と影響力が出てきます。無理をして、他者の悪いところを見つけて、自分の正しさを主張して、なんてこと必要ありませんからね。

というか、人を気にしすぎる行動・言動は、自分の信頼度を落とす要因になりますのでね。その辺はまた順次説明をしていきますけれども。

では、まず考えてほしいことがあります。

「注意や指摘を受けた時、すんなり受け入れることができる人いませんか?」
「同じことを言われているのに、人によって自身の受け入れに違いはありませんか?」
「自分もこうなりたい、と目指すべき人間性を持った人はいませんか?」

ありますよね、あなたにゃ言われたくないよ~、という人。逆に、この人の言うことなら信頼できる、という人。人に影響力を与えちゃう人ですね。

「自分はそんな人間になれっこない」

なんて思わないで下さいね。ちょっとした思考転換と、毎日のコツコツ積み上げで、人に影響を与えられるようになりますからね。

ではでは、コミュニケーションの基本をより詳しくお話していきますね。段階別に。介護の仕事に限らず、あらゆる人間関係で使えると思います。

「考え方・価値観の違い」を受け入れましょ、というか良し悪しの判断をやめちゃいましょ

「介護の仕事は私生活の場で行われるサービスだから、人間関係が難しい」
「人に『違い』があるのは当たり前」

なーんてことを既に話しております。でも、この考えが非常に重要なので、再度念押し。

多様な考え方・価値観の受け入れ、まずこれを意識していかないと、今から長々と話す(笑)ことが「苦」につながってしまいますので(笑)。

この「違う価値観を受け入れる」というのができない人、本当に多い。受け入れるといっても、自分の考えを曲げるとかではなくて、スルーでいいんですよ。

でも、「あれが違う」「あの考え方はない」「あの人は間違っている」「あり得ない」ウンヌンカンヌン…まあ、他者を評価したがる人多し(笑)。

勝ち負け・優劣・常識非常識、そんなことを決めるのはやめましょう。

これはですね、裏を返すと「自分が正しい」ということを他者に認めてほしい欲求なんですけどね。で、人間の苦悩は、この「承認欲求」によるところが大きいんです。他者に認めてほしいから、自分の主張をする、という本能がクセモノなんですよね。

受け入れる、という言葉をちょっと違う表現をしてみましょう。

「良し悪しの判断をしない」

多様な考え方・価値観を受け入れる=良し悪しを判断しない、という言葉で表現できます。

良し悪しの判断グセがあると、今から説明する「反応を選択する」とか「悪口を言わない」とか「共感」とか「否定しない」とか「褒める」とか…いや、良く考えたらコミュニケーションのすべてに影響が出てくる(笑)。

といいますか、ムリをして「悪口言わない」「共感する」「否定しない」「褒める」ということ自体が自分を苦しめる。ムリをしているからボロが出てきてしまうこともありますからね。

逆に、「違い」を受け入れて、良し悪しの判断もしない、ということが習慣化されれば、あとが非常に楽ですね。無理をしなくてもメンタルが安定し、人間関係も改善されていきます。これ本当。

例えばですね、悪口に焦点を当ててみましょう。「悪口はよくない」って良く聞きませんか?。悪口は良くないからやめましょー、ってね。

ほとんどの人が理解はしているんじゃないですかね?「悪口は良くない」って。

でもなくならない。

だって、私生活の場なので「価値観の違い」が溢れているから。

私も実際働いたところで、こういった類のルールを作っている組織もあるんですよね。ですが、この類のことを文化にしたいのであれば、根本の考え方を教えていく必要があります。

私はまず、

「介護は私生活の場での仕事」
「価値観は多種多様」
「違いがあって当たり前」
「人を評価しない」
「良し悪しの判断をしない」
「反応の選択は自分次第」

というところを伝えるのが先決だと思うんですよね、悪口撲滅を訴える前に。

で、「悪口やめましょう」と言っている管理職や経営者の人も、案外「違い」を受け入れてない時が多い。人や人の行動・言動に良し悪し判断をして、愚痴を言っている人も多いですよ、管理職・経営者でも。

感情に振り回されている人いますし。

上の立場の人はですね、冷静に「違い」を受け入れて、修正・改善していくことが経営者や管理職の仕事。組織を「あるべき姿」に持っていくことが仕事……、まあ、この辺は「組織運営編」でじっくりと。組織づくりでも非常に重要な考え方なので。

悪口をなくしていくには、まずは「違い」があって当たり前なんだよ、というのを知っておかないとダメな話だし、その上で「良し悪しを判断するのは、承認欲求という自分を苦しめるものなんだよ」というのを理解していないとダメ。……だと思う(笑)。

色々と言ってもわかりにくいかもしれないので、介護の場面を使って少し話を展開してみます。

例えばですね、食事介助。

スプーンを口元に近づけても、なかなか口が開かない方がいるとします。全て食べ終わるには30分の日もあれば、1時間を超える日もある。

その時にいくつかの考え方・価値観がありますけどね、ここでは2つほど例を挙げます。

「長く座っていると本人も苦痛」

「栄養摂取は大事」

相反してますねぇ。ちなみに私は「人生の後半の後半、無理はしなくてもいいんじゃない」派なので、一定時間以上かかる場合は食事介助を切り上げて、早めにベッドに寝かせてあげたいクチ。

自分の考え方・価値観と相反する場合に良し悪しの判断をしたくなります、人の本能と言ってもいいかもしれない。相反する行動をした人を非難したくなる。間違いだと主張したくなる。

でも、判断しない、という選択もアリなんですよね。

まあ、方針が決まっていて、例えば「食事は30分くらいにして、食べきれなくても少ししたら横になってもらう」ということを決めていた場合にですね、1時間も食事介助をしている職員に「切り上げましょうか」と指摘をする、というのはアリですよ。

あとはケアマネジャーに伝えて、家族と話し合いをする場を設定してもらうとかですね、考えることは。

ただ、自分の価値観で判断をして、主張をする、というのは控えた方が良い。この例でいえば、正解は本人と家族が「どうしたいか」なので。

まあ、色々と考えると難しいので、一言、

「良し悪しの判断をするのはやめちゃいましょ」(笑)

違いを受け入れる、とかいうと疲れちゃいますので、良し悪しの判断をするのをやめる。判断するのをやめると、受け入れができるようになります。コミュニケーションを良好にするために、これが一番最初にすべきことです。

違いがあれば、しかるべき人に判断をしてもらいましょ。良し悪しをつけるから、受け入れられなくなるのです。

私の心のつぶやきで、一番多いのが、

「こんな考え方もあるのね」

という言葉。この心の声をクセにすると、自然と判断をしなくなりますよ。

で、この考え方とつながってくるのが、「感情のコントロール」と「悪口を言わない」というところなんですよね。

判断をやめる、からの「感情をコントロールする」と「悪口を言わない」。この3点がまず初めに意識してほしいこと、コミュニケーションの土台と言ってもいいことですので、関連する2つの項目を詳しくお話していきます。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 過去の出来事に不平不満や愚痴を言うのではなく、「解決する課題」として捉える。「今からどうしようかね」を口グセに。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。

反応の仕方は選択できる「感情のコントロール」

目の前で起こる出来事に対しての受け止め方については、前の項目で話しましたけどね。この項目では「反応」について焦点を当てます。

結論は 「目の前で起こる出来事に対する反応は、自分で選択をすることができる」 というところ。良し悪しを判断しない、というところにも似ていますけどね(笑)。

「違い」に遭遇したとき、の心の反応は…

①「違いにイライラする」
②「違うんじゃないか、と直接言う」
③「あれ違うよね、と同僚に陰口を言う」
④「しかるべき人に判断してもらう」
⑤「何も思わない」
⑥「スルー」

なんて選択肢がありますね。これ以外もあるとは思いますが。まあその辺はよしとして。どの選択をするのが良いでしょうね。

私は④⑤⑥を選択します、大体。ちょっとひどいね、と思えば④ですし。組織によっては、自分の影響力によっては⑤⑥ですし。①②③の選択はほぼなし。

ちょっと話はズレますけど、正義感について。正義感ある人は①②の行動をとってしまう場合多いんです。かくいう私もそうでした。今でも、強烈な人格侵害があった時は、稀に①②をしてしまいますけど(笑)。 ③は全くしなくなったなぁ~。

私のハナシは置いといて(笑)。

人を変えていく、組織を変えていく、というのは正義感だけで動いてしまうと、職員と連携が取れなくなって、かえって「入居者さんや利用者さん」のためにならなくなることが多いんです。

例えばですね、すごく志が高く、知識量も多い。社会福祉士さんなんかは多いかな…、こういったタイプ。そのタイプの人は、正義感から他者を修正したがるんですね。

ずーっと前に例えバナシをしたオツボネ管理職さんと同じような感じになるか。

でも、信頼関係が作られる前に、自分の影響力が小さい時に、他者修正に走ってしまうと、「また言ってる」とか「頭でっかち」とか言われてしまうんですよね。

二つのパターンで説明しますね。「その人」は志も高くて、正義感があって、優しくて、知識量も豊富で、仕事もできる。総じて「理想が高い」人だと思っていただければ。

1つ目のパターンは、「知識豊富」と「仕事ができる」ということが認知される前に修正に走るパターン。又は知識量をひけらかすパターン。

2つ目のパターンは、「知識豊富」と「仕事ができる」ということが認知されるのを待つパターン。

自分の理想を人に伝えやすくなるのはどっちでしょう?

後者なんですよね。まあ、他者の目も気にならない強メンタル、矛盾のない行動・言動、信頼される人間性などあれば、強引に持っていける人もいますけどね。私はあんまりお勧めしません。

そして、ここは「影響を与えるコミュニケーション」の初期段階なので、いきなりハードルを上げるのはやめましょう。

やっぱり、じっと我慢して、自分ができることに集中して、他者から「おおっ」と思われる仕事をして、信頼をされてから、しかるべきポジションについてから、自分の志と正義感と知識を出していったほうがいい。

これが私の「正義感の出し方」についての結論。

具体的な例を一つ出しますね、私の経験から。

経験も豊富で、知識もある人のハナシ。

Aさん(仮)は新しい職場に就職しました。Aさんはは感情のコントロールがあまり上手ではない人です。経験や知識はアリ。

経験も知識もあるので、他者を修正したい気持ちが強いんですよね。で、まだ信頼関係が成り立っていない状況で、感情をこめて修正をしてしまうんです。

目の前で起こる、自分と違った価値観に対しですね。

で、言っていることは間違っていないんです。

でも、多くの人がその人の言うことに反発する、聞き流す、悪口を言う、という状況に。

そのAさんは自分の価値観・正義感を持って、他者を修正したいんですけど、結局は修正できていない。

正義感がある人は、結構この状況に陥りやすいと思うんです。何が正解か、というのもないんですけどね。

でも、やり方としては少し遠回りですけど、違う価値観の言動・行動に一喜一憂するのではなく、まずは周りから信頼されることが大事だと思うワケです。

で、前述のAさんの状況から盛り返せる人も中にはいますけど、ごく少数。メンタルを崩してしまう、その職場を去る、という結果になる人が多い、と思います。

結局は他者を修正できないので、遠回りの方法がいいと思うんですよ。

「入居者さんのため」「利用者さんのため」

という正義は非常に大切なことなんです。でも修正できなければ意味がない。我慢ならないことでも一旦は飲み込んで、信頼されるだけの仕事をして、周りから認められて、自分の影響力を強める。

他者の修正はそこからです。

目の前で起こる出来事への対応というのは、その時の人間関係などの状況によって変わってきます。

でも大事なのは、「どの反応が最適なのか考える猶予を作る」というところなんですよね。

時には強い口調で主張することが最適な時もありますし。

信頼関係を作ってからの冷静な指摘、が最適な時もありますし。

それはもう、状況判断としか言いようがないんですけどね。

そのためには感情のコントロールが必要。

一旦は飲み込んで、どの対応が適切かを考える。

「怒り」「嘆き」「イライラ」といった感情表出は、今するべきなのか?他にも選択肢はあるのではないか。と考える。自分の感情を客観視する、といいますか。そうすると感情のコントロールができるようになります。

例として職員間の人間関係を書きましたけど、職員と入居者・その家族等、仕事に限らずプライベートでも。どの人間関係でも言えることです。

後半部分で詳しく説明しますけどね、良し悪しの判断をしない、反応を選択し、自分の価値観とは違う「嫌」な部分は切り離して「人」を見る。嫌なところだけで「その人全体」を判断しない。

そうすると悪口にもつながらないし、良いところも見えてくる。共有できる「関心事」を見つけ、信頼関係を作っていく。

で、自分は正しい行動・言動を心がける。

まあ、何が「正しい行動・言動」か、というのも組織や評価する人によって変わるんですけどね。その辺を見極めることも必要ですかね。

そうすると不思議なもので、他者から「認められる」状況になるんですよね。ならない場合もありますが(笑)。

他者から認められる状況になると、自分の意見も通りやすくなります。

先ほど言ったことですが、いきなり自分の価値観・正義感を出して、他者を修正しようと試みて信頼関係を壊すよりも、「信頼関係を作ってから」の方が、より短い時間で意見を通しやすくできると私は思っています。

私は高齢者介護の仕事をしていますが、職員や入居者どちらでも、この対応を心がけます。

人間関係は「急がば回れ」。自分の感情の揺れを客観視する、反応を選択する、とともに信頼関係づくりをしていく。

それともう一つ、これは「心の持ちよう」のテクニック?コツ?的なところなんですけどね。ちょっと前に話したか。でも大事なところなのでもう一回。

「違い」を「課題」に変換すると前向きな気持ちになります。「ストレス・心の揺れ」というのは理想と現実の差から発生するというのはご理解いただいていると思います。

で、「問題」というのも理想と現実の差から生まれるんですよね。問題というのは解決すべきことなんですよ。で、感情の揺れを感じた時の心のつぶやきは、

「どうやって解決していこう」

と変換することができます。何でも変換できますよ。問題を課題に変換すると、「希望」に変わります。

「違い」を見つけて、心が揺れたとしましょう。その違いを解決していくにはどうするか?、と考えるようにします。

人から注意を受けたとしましょう。問題提起されて、解決すべき課題が見つかった、と考えるようにします。

新人さんが中々仕事を覚えてくれないとしましょう。どうやったら覚えてくれるか?と課題にして自分の指導の仕方を考えてみましょう。

この考え方は、私自身大いに役に立ってます。頭の中を強引に冷静にさせてしまうといいますか。理想と現実の差を見つけた時に、問題を課題に変換する。是非試してみてください。

この辺でこの項目を終わりますが、次に言いたいのは「悪口」に関してなんですよね。でも、ちょっとその前に、「切り取り理論」というのをお話しておきます。

「良し悪しの判断しない」「反応を選択する」「問題を課題に変換する」これにプラスして「悪いところを切り取る」、この思考を持つことで「悪口」を言う必要もなくなるんですよね。

前述しましたが、ただ単に「悪口は良くないから、やめときましょ」と言っても、我慢している状況だったら継続できないんですよね。

頭の中を少し変えると、自然と人の悪いところを言わなくなるといいますか。私は今そんな状況なんですよね。

ということで、次は「切り取り理論」。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 過去の出来事に不平不満や愚痴を言うのではなく、「解決する課題」として捉える。「今からどうしようかね」を口グセに。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。

嫌なところは切り離す「切り取り理論」

これはですね、今からの流れとしては「悪口を言わない」と「良いところを見つけて褒める」というふうにつながっていくんですけど、その前に意識してほしいところなんですよね。

言いたいことは、

「自分と違う、自分が嫌なところは切り取って人を見るようにする」

からの

「小さい部分だけみて、その人全体の評価をしないようにする」

というところなんですよね。

人の考え方や価値観は様々。考え方や価値観が集積されて一人の人格になるんです。だから、ひとつひとつの考え方や価値観に「合う・合わない」があるのは当然のことです。

アリガチなことは、自分と相反する行動や言動があった場合に、その人全体を「嫌な人」と評価してしまうこと。「違い」に落胆してしまうこと。

「合うところもあれば、合わないところもある」というのは当たり前のものとして捉える。そして自分が相容れない考え方・価値観は「その人」から切り取る。

無理に受け入れるのではなく、嫌いは嫌いでいい。でもその部分を切り取る。嫌いな一部分を見て、その人全体を評価しない。これができるようになると、人の受け入れ幅が確実に広がります。

小さな違いから全体を判断してしまうと、前述した「良いところを見つける」という作業ができなくなってしまうんです。

で、最も良くない行動である「その人がいないところで、その人の悪口を言う」というところにもつながっちゃうんですよね。あからさまな態度をとってしまったり。

「人の良いところを見ましょう」「悪口を言わないようにしましょう」なんてことが理想なのは、ほとんどの人が知っていることだと思います。

でも実際はそれができない。その要因のひとつが、「小さい部分を見て、全体を決めてしまう」という「人の本能」と言うべきところなのかな、と私は考えているワケです。

なので、悪口・良いところを見る、という話の前に「切り取り理論」。合わないところを無理に合わせなくても良い。合う部分で関係を築いていく。

具体的な方法は特に難しいことではありまへん(笑)。悪いところは切り取って、頭の片隅に置いておく(笑)。それだけ。で、フラットに見る。

どういう好循環が出てくるか、というのはですね、私の経験から説明しますね。

私が後から入った職場で、粗探しをするとか、人の悪口を言うとか、その辺が「ん?」と思っていた人がいて。まあ、それはそれ、嫌な部分は切り取って、フラットにその人と接していたんですけどね。

ワリカシ嫌な部分を切り取ると、普通に接することができます。

ユーモアはある方で、私もワリカシ笑い話とかは好きなので、まあ普通に笑い話を重ねる。共感できるところは共感してですね。

私は自分ができることは自分の価値観で、人に丁寧に接することを心がける、悪口を言っている時は「お口チャック(笑)」と笑い話に変える、一緒になって悪口を言わない。

そんなしてるとですね、段々仕事の話もできるようになってくるんです。それが相談なんかに変化することもあるんですよね。そこで良い「解」を提供すると信頼される。影響を与える。これが良いパターンですね。

逆に失敗パターンは、相反する考え方・価値観に対し、自分が思う「正論」をブチカマシたり、嫌な部分を見てその人全体を判断してしまったり、あからさまな態度を出してしまったり。

関係性が作られる前から正論ブチカマシ等で修正に走ると、その後のフラットな会話というのが難しくなる場合が多い。中にはですね、「言ってくれてありがとう」と素直に聞いてくれて、その後の関係も変わらない人もいるんですよ。

でも、私が今まで接してきた人の中で、それが出来る人は一握り。

普通に接していて、この後にも詳しく話をしますけど、「関心事」を見つけ、共感し、関係性を作って、「相談」された時がひとつポイントになりますね。その時の対応もポイントになりますけどね。「私はこう思う」くらいでとどめておく。

そして自分のことにまた集中する。良い仕事ができているのであれば、自然と信頼度も上がる。また相談を受けた時に良い「解」を提供する。そして相談内容は絶対に他に漏らさない。そうすると、自分の言葉に重みが出てきます。

…と、少し話が飛躍しすぎました。例えバナシをしているうちに、飛躍(笑)。まあ、「コミュニケーション」については、「他者の悪いところに関心を持たず、良いところを見るようにして、自分が出来ることに集中し、信頼度を積み上げる」というのが基本ですのでね。

「他者の悪いところに関心をもたず」のところで使える「切り取り理論」。「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取る」を意識するようにしてください。

次は「悪口」についてお話します。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」

悪口や噂話などは「守秘義務違反」みたいなものなんですよ

イメージしてもらうことがわかりやすいと思いますので、まずそれを。

「いつも人の悪口や噂話をしている人に、自分の本心を話すことができますか?」

まあ、そんなに難しいことではありません。今、「コミュニケーション」についての話を長々としているワケですけれども(笑)、そもそもこの話の目的は「信頼されて影響を与えられるようなコミュニケーション方法を身につける」というところで展開をしております。

で、この項目以降は、どちらかと言えば「コミュニケーションを円滑にするテクニック」的なことを話していくんですけどね。

せっかく、コミュニケーションをうまく取れるようになったとしても、この悪口・噂話で「信頼される」「影響力を与える」というところが「無」になってしまうのです。その辺が理解できるように話をしていきます。…のつもり(笑)です。

よく「守秘義務」という言葉聞きますよね。私は介護の仕事に携わり、今から行政書士の仕事もしようとしている人間です。非常にプライベートな情報を扱うワケですよね。

当然、介護福祉士・社会福祉士・行政書士等の専門職は「守秘義務」を遵守しなければなりません。

が、その専門職が、相談者から聞いた超プライベートな話を他者にペラペラ話していたらどうでしょう。「この人に相談するのは危険」と判断されてしまう状況です。

専門職として信頼されるためには、相談に来た時の「話の聞き方」、相談内容に対する「提案」等も大事ですけどね、例えそれが好印象を与えたとしても守秘義務を守れていなければ「もうあの人に話すのやめとこ」という結果になると思うのです。

いつも他者のことをベラベラしゃべっている人に、自分の悩みとか困っていること等を話す気にはなれないと思うんですよね。

守秘義務というのは、信頼関係の土台になるワケです。

そして私の頭の中は「悪口・噂話=守秘義務違反」となっています。そう考えると、色々と腑に落ちるんですよね~。私だけかな(;’∀’)。まあいいか。少しでも「なるほど」と思ってくれる人がいればウレシイですけどね。

ひとつ前の項目で「人の嫌なところは切り取って考えて、フラットに接し、自分が正しい行動・言動をしていると、自然と相談されるようになる」という話をしました。

相談される、というのはある程度信頼関係がある状況ですのでね。そこから自分の考えや意見を伝えて、影響力を増やしていく、というのがヤマナオ式コミュニケーションです。

でもせっかく、良し悪しの判断をしないで、感情のコントロールをして、嫌なところは切り取って、コミュニケーションを重ねていっても、そのコミュニケーションの中で「その場にいない人のことをベラベラしゃべる」ということをしていると、相手の心理は「この人に本音を話すのやめとこ」という方向に動きます。

私が体験したことをちょっと挟みます。反面教師といいますか、「自分も気を付けよう」と思った出来事。

その人は組織のトップなんですけどね。組織のトップはまあ、履歴書や日々の相談から職員の「超プライベートなこと」を知っていますよね。

ある日話をしていると、ある職員の「超プライベート」な情報を話してくるのです(;’∀’)。私も聞いていましたけどね、その時思ったことは、「自分のこと、この人に話すのやめとこ」と。普通に会話はしますけど、本心は話さない。そんな心理状態になりました。

まあ、自分の普段の行動・言動から「この人にはしゃべってもいいかな」と思われていたならウレシイことですけどね。でもその時は、そんな超プライベートな情報を共有する立場でもありませんでしたし。

もし、私が噂話好きだったらどうしたんだろ?「超プライベートな話をされた人」の超プライベートな情報は組織にダダモレ…。

案外ですね、人のそういうプライベートな部分を知っていると、話したがる人多いですよね。でも絶対やめた方が良い。信頼をなくします。

「その人」がいないところでは、「その人」の話をしない、というのが基本。

仕事上ではですね、しかるべき人と「今後」について話をするのはしょうがないとして。でも、他には絶対話さない、というのが前提ですよね。

そして「その人」がいないところで、「その人」の悪いところを言う、というのは悪口。それも絶対ダメ。といいつつ、私も昔は言ってましたけど(笑)。

コミュニケーションについて少しずつ理解をしていった時に、やっぱり「悪口はダメ」というのが自然と腑に落ちました。今では「その人がいないところで、その人の話をする」というのは基本しない。

悪口を言わなくても他者とコミュニケーションは取れますしね。案外、そういう悪口とか噂話というのは盛り上がりやすいんですけどね。

でも、例えば大人数がいる中で、そういった類の話をして盛り上がっていたとしても、半分、いや半分以上は心の中で「この人に本心を言うのは危険だ」と思われている、と考えていいでしょうね。言い過ぎかも(笑)。いや、言い過ぎではない…と思う。

ただ、「その人」がいなくても、「良いところ」を話すのはありかな、と思っております。回りまわって届く「良いところのうわさ」というのは、自尊心が非常にくすぐられます。

「あの人、あなたのこと褒めてたよ」と回りまわって言われると、おそらく「あの人」への好感度上がりますよね。

逆にやってはいけないところが「あの人、あなたのこと悪く言ってたよ」と回りまわって伝わってきたら?

信頼度爆下がりですよね(笑)。特に普段はコミュニケーションをよく取っていた人から言われたら、メンタルダメージも多し。

では別の場面。仲が良さそうに話をしている2人がいます。でも、その一方の人が自分に、仲良さそうに話をしているもう一方の人の悪口を言ってきたとします。

どうでしょう、その2面性にちょっと引かないですか?信頼して話をすることができますでしょうか。

「自分も言われるのではないか」

と思うんじゃないかな~、とこれは私の個人的な感想。その場では取り繕いますよ。話は聞きますけど、その人への信頼度は下がります。

でも、案外知らず知らずのうちに、他者のことって話しガチですよね。

今まで話していることは職員同士のことが中心ですけど、これはどの人間関係でも一緒です。例えば施設で働いていて、そこに入居されている方。やっぱり、その方々も同じように考える必要があります。

悪口や噂話という点でいけば、職員同士が固まって、他者に聞こえる声で入居者さんのことを話す。そんなことをしていれば、やっぱり良く思わない人も多くいると思います。

ということで、悪口や噂話は「言わない」を基本にしましょう。今まで話してきた「良し悪しを判断しない」「嫌なところは切り取る」という思考ができれば、自然と悪口といった類は出てこなくなります。これ、私の実体験から。

プラスして、噂話の類、「その人がいないところで、その人のことを話さない」というのを追加してしまいましょう。

信頼を得るには、「守秘義務の順守」が必要です。普段の人間関係でも必要不可欠な原理です。

見ている人もいますよ、自分の言動・行動。他者のことをあまり言わない人は信頼できます。まあ、言っている人でも普通に接しますけどね。大人ですからね(笑)。

その人に対する影響力を持った時は、もちろん修正をしていきます(笑)。

で、悪口や噂話をしている場面で便利な対応は…

「お口チャック」

これ、笑いにもなるし、案外使えます(笑)。

そしてもっと距離が近い人が言い始めたら…

「私にはいいけど、他の人に言ったら信用落とすから、気を付けて」

とやんわり伝える。そして、

「今からどうするか一緒に考えよう」

と未来志向へ。

まあ、色々な対応方法があると思いますが、無理をして対応しなくてもいいと思います。そういった類の話にダンマリでも良い。自分からも言わない。

私の経験上ですけど、言葉が少ない人、他者とコミュニケーションをあまりとらない人でも、他者のことを言わない人は、

「あの人、他人の悪いところとか全然言わないよね」

と、いつの間にか信頼を得ています。短期的には、人の悪いところや噂話というのは、話が盛り上がりやすい?んですけどね、長期的に見ると自分にとってデメリットになる、ということを意識していかないといけませんね。

他者とワイワイワチャワチャ話ができる人をコミュニケーション上手、と見る人もいますけどね。私は「信頼される人」がコミュニケーション上手だと思っております。

なので、無理をして話をしなくても良い。とにかく他者のことをあまり言わない、これが重要なんですよね。

まあ、今までお話したこと(「良し悪し判断」「切り取り理論」)を自然にできるようになれば、ほんと、人のことを言う必要がない、といいますか。言わなくても別にストレス溜まらないといいますか。

それにプラスして「悪口・噂話=守秘義務違反」と考えると、その重要性が認識できるので、 言いたくもなくなるといいますか。問題を課題に変換してしまうことで、前向きな考えになるといいますか。

まあ、そんなところです。「悪口・噂話を言わない」というだけでは、自分を抑え込んでいる状況なんでですね。心の持ち方を変えて、言う必要がない、という状況まで持っていけると、今後の人生大きく変わってくると思いますよ。

といいつつ、私はこの心理になるのが30代後半でしたが(笑)。

今では人間関係が非常にラクになったんですよね。ちょっと思考を変えてみてはどうでしょう。私も思考変化とともに、ストレスのかかり方が大きく変わりましたのでね。

で、そんな人の悪いところを見たり、人の噂を気にするのではなくて、とにかく自分のことに集中する。そんなすると、人のこと気にならなくなりますからね~。

この辺でこの項目を終わりますが、もう一度、「悪口・噂話=守秘義務違反」、そして守秘義務というのは信頼関係の土台と言えるモノ。

どうでしょう、シックリこないですかね?。

と、コミュニケーションの土台と言える「良し悪しの判断をしない」「感情をコントロールする」「悪口・噂話は控える」についてお話しましたが、次は「人を変えるのではなく、自分が変わる」というところを話して、そこからいくつか「コミュニケーション法」というようなところを、私なりの考えで述べていきますね(^^)。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。

「人を変えるのは難しい、自分が変わる」を理解しましょ

この言葉、よく聞きませんか?

この言葉の本質を理解したのが、私最近でして(笑)。この結論に至った時に、若干小躍りをしたであります(笑)。

以前の私は、 「自分と違う考えや価値観の言動・行動を目にしても、人を変えるのはムズカシイのだから、自分の考えや価値観を変えましょう」 的な解釈をしていたワケです。そんな考えていたの私だけかな(;’∀’)。

でも、私が以前管理職をしていた時に相談があって、結構「人を変えるのは難しいよ」と伝えると、「自分の考えを変えないとですかね~」という人が多かったような。案外、こんな考えている人も多いのかな、と。

ちなみに私の長い研究(笑)から至った結論は、

「人を変えるのは難しいんだから、その違いは気にしないで、とにかく自分に集中する。自分が人間性や知識を身につけて、人から信頼されるように努力する。信頼されたその先に、自分が影響力を持ち、人を変えることもできる。」

自分を変える=他者から信頼される言動と行動➡相手を尊重し、信頼関係を作っていく➡自分を影響力を広げていく

というような流れで、自分を変える=信頼されるよう努力する、と私は思ったのです。

もうすでに「他者ではなく、自分のことに集中する」という項目で、少しお話していることではあります。

そこではですね、「どうなりたいか、を決めてから時間とお金を投資する」なんてことを話しましたけどね。

ここではコミュニケーションについて話をしていますので、「人に影響力を与えるコミュニケーション」という前提で、もう少し掘り下げていきます。

「人との違いを気にしないで」というのは、今までお話してきましたよね。違いがあるのはしょうがない、違いは受け止めて、人の悪口や噂話などしなくてもいいように、思考回路を変えてしまいましょう、と(だいぶ要約してますが(笑))。

あとは、自分に集中するだけです。自分が「できること」をする。他者のことはいいんです。

そして、思い出してほしいのが、

「注意や指摘を受けた時、すんなり受け入れることができる人いませんか?」
「同じことを言われているのに、人によって自身の受け入れに違いはありませんか?」
「自分もこうなりたい、と目指すべき人間性を持った人はいませんか?」

というところ。

今まで話してきたところではですね、「他者に求めすぎない」「良し悪し判断をやめる」「感情をコントロールする」ということで、この思考法である程度メンタルも安定させることができます。

精神的に安定をすると、「感情の波が少ない人」「機嫌の差がない」という評価にもつながります。

そして悪口を言わない、というのは「人のことを悪く言わない」という評価につながります。

そしてそして、総合して「機嫌に波がなく、誰にでも同じ対応。そして人のことを悪く言わない。噂話もしないから、安心して自分の本心を話すことができる。」といった感じにつながっていきます。

その上で、

「与えられた仕事を丁寧に行う」
「期待に応える」
「人からの指摘は謙虚に素直に受け入れる」

なんてしていくと、信頼というものが積みあがっていきます。

さらにその上に、人より優れた専門知識などがあれば、さらに積み上がる。

「相手に認められるよう、人格や能力を高める」ということもできますかね。そこに集中する。

人のことを言いたくなる気持ちもわかりますが、まずは「自分はできているのか」と考える。できていなければ改善する。メンタルが落ち着いていれば、案外前を見ることができる。

前にも伝えましたけどね、この文章全体で伝えたいところは、ココです(^^)。

「メンタルを落ち着かせる思考回路になって、コツコツ自分を高めていきましょう。そうすると人間関係も改善し、さらにメンタルが安定する。自分を高めると視野も自分の可能性も大きく広がります。」

こんなとこです。

人間には承認欲求というものがありましてね。人の悪口を言う、とか、自分を必要以上に高く見せる(見栄や自慢などですね)、とか、とにかく「自分を認めて欲しい」という欲求があるんですよね。人によって違いはありますけど。

でも、悪口や見栄、自慢なんかはかえって承認されない(笑)。自分を認めてもらうには、とにかく自分のことに集中して、自分を認めてもらうまで待つ、これが基本。

結局、承認欲求が高い人というのは「人からよく見られたい」という思いが強く、理想と現実理論で言うと「理想が高い人」になりますので、案外脆い。精神的にはきついですよ。

抜けているところがあってもいんですけどね。もちろん、ポイントは押さえないといけませんけど。でも最近は「ギャップ」を出すこともいいんじゃないかな、なんて思ったりもしています。

「スゴイ」とか「正しい」なんて評価は所詮、他者がするものですのでね。他者の評価なんてあまり気にせず、とにかく自分のことです。認められるように努力する。急がば回れ。

そして、ここからは例えバナシ。

仕事での場面。新人さんがいきなり、先輩の仕事っぷりに意見をしてきました。まあ、心が広い先輩だったらですね、「自分で気づいていないところを言ってくれてありがとう」なーんていう言葉も聞かれるかもしれないんですけどね。

まあ大体は「自分の仕事もままならないうちから」と少しKYな感じで受け取られるのではないですかね。おそらく、ですよ。

自分の考えを持って、その意見を表現する、というのも非常に大事な部分ではあるんですけどね。そこは自分の教えてもらう立場とか、その他モロモロ考えて、まあ自分が仕事で認められてからのほうが、意見は通りやすいでしょうね。

まずは自分が出来ることをキッチリとこなす。相手が求めているもの以上のことをする。そんな能力があれば、ワザワザ自分から「ワタシ、スゴイんです!」なんて言わなくても、評価されますから。自分ができることに集中したほうが良いですよ。急がば回れ。

また、私は介護の仕事をしていますが、人の流れ(転職)というものが活発でですね、色々な経験や知識を持った方が職場に入ってくることも多いんですよね。で、能力の高い人ほど、新しく入った職場の仕事の仕方に対して意見を言いたくなるもんなんですよ。

でも、いくら言っていることが正しいことでも、今まで築き上げてきたことのリスペクトもなしに、いきなり批判とか意見とか言っても、なかなか受け入れられない。

まずは自分の仕事に集中して、「周りから認められてから」のほうが良いですよ、そんな場合も。郷に入れば郷に従え。急がば回れ。

極端な話、自分の思い通りに仕事をしたり、相手を動かしたいのであれば、周りに認められて、かつ役職ももらって、上に立てば良い話。

影響力を持てる人になってから、重要ポジションを持ってから、自分のしたいことを徐々に広げていく。成果を出すには「人を動かす」ような能力もないとダメですけどね。

最終手段は自分で事業運営(笑)。自分のしたいようにするのであれば、自分で事業をするのが一番。でもそれができないのであれば、ある程度の忍耐は必要ですよね。少しでも自分の考えを広めたいのであれば、影響力を持つよう努力する。

「自分ができること」「周りとも歩幅を合わせること」などの努力もせずに、人や組織の粗さがしばかりしていたら、だんだん相手にされなくなります、悲しいかな。

夫婦関係でも同じことが言えるかもですね。家事を妻に任せっぱなしで、食事や掃除の仕方に不満を言う。妻からするとたまったもんではありません(;’∀’)。普段から自分も家事をして、「してもらっていることにリスペクト」して、その上で「こうしてほしいなあ」なんて言えば角が立たない。と思う(笑)。

人を変えるのではなく、自分ができることを考え、自分ができることに集中をする。信頼関係が出来てから意見と修正。

上司と部下でも一緒。部下に認められる仕事をしているか、指導方法は適切か、部下の考えも尊重しているか、なんてことが必要ですよね。威張ってばかり、自分の仕事は棚に上げ、部下に頭ごなしでギャンギャン、これでは恐怖で人を動かしているだけ(;’∀’)

まあとにかく、「人を変える」には、それなりの「影響力」が必要になるワケです。

でも、私も今まで出会った人、まあ介護の仕事での出会いが中心ですけどね、やっぱり「現状」に対して「過去」を見つめて、あれやこれや「評価」をしてしまう人が多い、という印象。

でも大事なのは、やっぱり「未来」。この先どうしたいのか、今からどうするのか、その辺がとても重要です。

過去の出来事にあれやこれや、心を揺らさずに、今からできること、自分ができることに集中。すぐに効果が出るものではありませんが、1年2年…5年…10年と時間の経過とともにジワジワ効いてくる(笑)。

ささ、「人を変えるのではなく、自分が変わる」、実践していきましょ。

ここからは、コミュニケーションをする上で、「ちょっと頭に入れてみてはどうでしょう」ということを話していきますね(^^)

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。

人は「否定」されるのが嫌い、共感を欲する

当たり前やんか~、と言われてしまいそうですが(笑)。

人とのコミュニケーションを円滑にしたい場合、とにかく「否定しない」という姿勢を貫いてみると、案外うまくいきます。

人は否定されることが怖いのです。

「この人には何を言っても否定される」という意識が他者に入ってしまうと、本心を聞けなくなりますからね。

別にムズカシイ話ではないんです。自分の視点で考えてみてください。何か話しかけた時に、「今忙しいから後にして」と冷たい対応をされたり、意見を伝えると「そんなのダメよ」とすぐに否定されたり。

次はどうします?。もう話しかけるの、意見言うのやめとこ。という心理状態になりませんかね。本心を言うのもやめとこ、と。

そうすると取り繕った対応になりますよね。

でですね、結構「自分より立場が弱い人」とか「反論できない人」に対して、そのような「冷たい」「否定的」な態度って出やすいと思うんですよ。私はしないですけど(笑)たぶん(笑)。

それも非常にマイナスになります。他の人は見てますからね。あの人に言ったら冷たく返されそうだな、とか、あの人に意見をしたら否定されそうだな、とか。なんにせよ、心を開けなくなります。またこの辺は別の項目で話しますけどね。

中々ですね、ムズカシイことではあるんですけど、目指すは「誰にでも平等」という対応。というか、「誰に対しても冷たくない・否定しない対応」というものを身につけられると、コミュニケーションの幅が広がっていきます。

愚痴とかね、悪口なんかはですね、対応は難しいんですけどね。以前は「そんな言わない方がいいですよ」とか言ってました、私(笑)。

今は、「考えていることは、わかります」と共感を示す。その後に「どうしたらいいかな~」と前を向く方向に話を持っていきます。一緒になって愚痴や悪口は言わない方がいいですよ。

考えていることは「わかる」、では「今後どうするか」という方向に目を向ける。で、一緒に考える。一緒になって言って欲しいだけかもしれませんけどね。

でも、吐き出して共感してもらえたらね、まあ相手の心も軽くなるんじゃないですかね。協力できることはする、と伝えてね。

愚痴や悪口は、私は好きではないんですけど、それをピシャっと「それダメ」と伝えるか、前述のようなやんわり対応をするか。

その違いは結構大きいのではないかな、というのが私の考え。

自分の考えと反することでも、工夫しだいでは、相手に「否定された」と勘づかれずに前を向いてもらうことができます。修正が必要なことでも、まずは「共感」を入れて、「笑い」を入れて、やんわり修正する方向で(笑)。

私は基本、修正する時も笑いながらが多いかな。もちろん、TPOを考えて真剣にするときもありますが(笑)。

「一緒になって愚痴や悪口を言う」というのではなくて、「共感をして前を向いてもらう」という感じですかね。

どんな話題でもそうです。言っていることに否定をせずに共感をする。これ大事です。

私がよく意識しているのは、「感情」に共感することですね。辛い、イライラ、怒り、嘆き、まあその類の負の感情ですね。話をしている内容ではなくて、感情に共感する。

あとは仕事のやり方とかね、提案とかね、その辺も「否定」からではなくて、「共感」から入るようにする。

仕事でミスをした時には「そうやりたい気持ちもわかるんだけどね」
仕事の提案があった時には「意見をしてくれる気持ちがウレシイね」

とか。その後に修正や判断をする。やっぱりここも「気持ち」に対する共感をクッションにするといいと思うんですよね。

修正は頭ごなしではなく、相手にわかりやすく、納得できるように説明をする。過去の失敗は必要以上に言わない。大事なのはこれから、という言葉を添える。

意見に対しては、なんといっても「真剣」に向き合うことが必要だと思います。いつまで経っても返答がなかったり、忘れられていたり、即座にダメ出しされたり、そんな「軽く」扱われると、次から意見をする気にならなくなっちゃいますからね。

私は、「早め対応」「できないならできない理由」「感謝を伝える」「その場で聞けない場合は、後から必ず聞く時間を作る」というのを意識しています。

やっぱりね、即対応というのが一番かな。もちろん、すぐに判断できないことは、今考え中とかそんなところを逐一報告する。言ってくれたことに「重み」を持たせる。大事にしている感を出す。

大事にしている感を出す、というと打算的に聞こえるか(笑)。まあいいか(笑)。私は打算とかではないので(笑)、意見とか相談に対しては感謝すると言いますか、重く受け止めるといいますか、軽く扱わないといいますか…、重要なことだとホントに思っているんでですね。

逆の立場になってみるとよくわかりますよ。例えば、自分が悩みを抱えていて、他者に相談をしたとします。その他者に、適当に聞き流されたら悲しくなりませんかね。私も経験ありますけどね。まあ、「軽く扱われる」というのは自分の影響力がない結果ではあるんですけどね。

だから、人からの相談や意見というのは大事にする。「今時間ないから」では終わらせない。「今は時間ないけど、後で時間を作るから」と伝える。伝えてもらったことには一生懸命対応する。

この積み重ねで信頼というのが積み重なると思うんですよね。教えられる立場でも一緒。一生懸命教えてもらっていることに感謝する。指導に対して軽い対応をしない。

相手が同僚でも上司でも部下でもご高齢の方でも認知機能が低下している方でも、どんな人間関係でも「軽い扱いをしない」というのは基本ですね。

中々慣れないことかもしれませんが、「内容に共感ではなく、感情に共感する、意見や相談は軽く扱わない」ということを意識してみましょう(^^)

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。

人の悪口を言わない代わりに、良い点を見つけて褒めましょう

ここまでウンヌンカンヌン述べてきたこと、これらを意識して、習慣化してくると、もう言う必要がないんですよね💦、悪口。

悪いところが見えてこないんですよ、実際(笑)。私、最近ほんと見えない。自然と「違う」ところは切り取っちゃって、周りの人の良いところが自然と見えてます。

若い頃、というか30代半ばくらいまでは、ほんと「嫌なところ」「違うところ」を気にしてばっかいましたけどね(笑)。どうすればメンタルが安定するか、どうすれば人間関係が円滑になるか、なんて研究し、自分の考えがある程度確立してからは、ほんと悪いところが見えない。

自分のハナシばっかすな、と言われそうなので(笑)、この辺で。まあ、リアルに自分の心境の変化を見てきたので、以下のようなことが言えます。

「人の良いところを見ていきましょう」

なんて言われても、実際はムリ(笑)。

その言葉だけじゃ、絶対思考回路転換しないですよ。言い切っちゃいましたけど。その思考回路になるまでは、色々と他の考え方を変えていかなければいけません。

私だって、20代の頃、すでに「人の良いところを見ていきましょう」が良いことなんて知ってましたし。

でもできないんですよ。根本の考え方を変えていかないと。

人の「違い」を受け入れられなければですね。

悪いところも切り取れるようにならなければですね。

自然と人の良いところを見ていくのはムズカシイ。

ストレスを溜めている人、良し悪しの判断をするのが当たり前になっている人、感情のコントロールが難しい人、嫌なところが切り取れない人、というのは、いくら「良いとこ見つけていきましょ」と言ったところでムリをしているのでね。

逆に、ムリにでも「人の良いところを見ていく!」なんて決めたとして、でも「違い」を受け入れられなければ、メンタルは相当苦しくなりますよ。だってムリをしているから。

ムリをせず、自然に他者の良いところを見つけられるように、その前段階を理解する必要があるんですよね。だから、この項目は後半部分に持ってきました。

結局、ムリをして無理やり褒め点を探して褒めたとしても、悪口や愚痴なんかを言っていたら、二面性を見られて、かえって信頼失いますしね。

結局、ムリをして無理やり褒め点を探して、褒めたとして、また、「悪口は言わない!」なんて頑張る、それは自分を強く抑え込むことになりますので、理想と現実の乖離から大きなストレスを感じます。

なので「ムリをせずに、人の良いところを見て、褒め点を見つけられるようになる」というのが理想ですね。

人の良いところを見れるようになるコツは、今まで話したこと全部です。理想を下げて、心に余裕を持って、前を向いて努力できるような状態にならないと、「人の良いところを見て、褒める」という段階に行けない、なんて思っているワタシです。

言い切りすぎかな(笑)。まあいいか(笑)。

で、良いところが見えるようになったら、褒める習慣を。褒められて怒る人はいませんしね。大体の人が嬉しいと思います。そういう私も単純なので、褒められると小躍りします(笑)。

みんなの良いところを見つけて、みんなを褒めていたら、そんなの八方美人やんか、と言われてしまいそうですけどね(笑)。でも、これで「褒めた人」のことを、その人がいないところで悪く言っていたらですね、まさしく八方美人です。

ここでも「悪口や噂話をしない」というところが、また活きてくるワケですね。

褒めているばかりの人手も、一瞬は「あの人はどんな人にも良い顔して」なんて言われる可能性ありますけどね、長期的にみて「あの人は八方美人で嫌な奴」なんて思われる可能性は少ないですよ。

なので、「悪口や噂話をしない」ということを基本に、人を褒める。これが自然にできるようにしていきたいですね。

特に「その人がいないところで、その人のことを褒める」というのは効果大。

「〇〇さんが、あなたのこと褒めてたよ」と言われてみてください。非常に嬉しくないですか?陰で悪口や噂話を言うくらいなら、その人のことを褒めた方が何十倍もいいですよ。

打算的にではなく、人の良いところを見つけて褒める、その習慣をつけておくと、自分のためにもなります。信頼というものが貯まり、影響力も増してくる。そんな好循環が生まれる、と思っております。

「情けは人のためならず」

という言葉がありますが、これは人に優しくすると回りまわって自分のためになる、ということばですね。

情けをかけると、その人のためにならない、なんて取り方をされている人もいますけど、私は「自分のためになる」との考え方。今回話をしている内容は「褒める」ことですけどね、褒めることも回りまわって自分のためになる。

こういうと、また打算的に聞こえるか(笑)。まあいいか(笑)。私は打算的にはしていない、と思う(笑)。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。

他者の関心事を見つける、見抜く、興味を持つ

「聞き上手」「傾聴」という言葉よく聞くと思うんですけどね。これも、最近ようやく腑に落ちてきたんですけどね、ワタシ。

聞き上手=耳を傾けるのが上手、なんて理解していたところもあったんですけど、最近、「聞き上手」「傾聴」の真理をようやくたどりついたといいますか。

真理にたどり着く、なんか響きが良いので使ってみましたが(笑)。

結論は題名に出しているんですけどね(笑)。

聞き上手というのは、「相手の関心事を見抜く」とか「相手が目をキラキラさせて話すことを見つける」ことに長けている人のこと、との結論に至ったワタシです。

要は相手が「話したくてしょうがない」状態に持っていける人と言いますか。

でも相手との信頼関係を作るには大事なことですよね。

これ、私の実体験なんですけど、もうね、ナチュラルに私の関心事を突いてくる方がいらっしゃったんですよ。この方のやり取りを見て真理にたどりついたと言っても過言ではない。

その時に「聞き上手とはこういうことか!」と小躍りしました(笑)。文章上のやりとりなんですけどね、文章の中で、私が「ここ突っ込んでほしいな」というところ的確に突いてこられる。

もうね、私も嬉しくなるんですよ。「そこそこ!」という具合に(笑)。そんな体験をした後に、私なりにね、「聞き上手」というところに興味を持ちまして。

で、私は高齢者介護の仕事をしているので、普段からコミュニケーションの波に揉まれております。そんな中で色々な人のコミュニケーションというのを、客観的に、そういう目で、どういう目だと突っ込まれそうですが(笑)、観察&研究をしたワケです。

研究といってもたいそうなものではないですけどね(笑)。

で、やっぱりですね、コミュニケーションが上手な方は、見事に「相手の関心事」を見つけて、相手にたくさん話してもらっている。たくさん話をすると、「自己重要感」が満たされます。

重要感を持ってもらうと、自然と信頼関係もできてくるんですよね。

例えば、ご高齢の方と話す場合に、「一生懸命頑張ってきた仕事」とか、「没頭していた趣味」とか、「過去に行ったことがある素敵な場所」とか、そういう話をすると目を輝かせて話をされます。

それが良好な関係につながり、介護にも好影響を与える。今の派遣先(2020年11月現在、私は派遣介護士)でもそういう職員さんいらっしゃる。「おー」という目で見させていただいております。

非常に勉強になる(^^)

だからですね、介護の仕事というのは「事前情報」といいますか、その人の「生活歴」といいますか、まあ「その人の情報」なんですけどね、それが非常に重要。その人を知って、その人が喜ぶ・嬉しいポイントを知っておく。

もちろん、情報そのままを言うのではなく、会話の中から自然と出るようにですね。あらかじめ知っていたテイだと「誰から聞いた」と不信感を生む可能性はあるので要注意。気にしない人もいますけどね。

まあ、これは高齢者の方に限らず、人間関係全体に言えることだと思うんですよね。自分の関心毎に興味を持ってもらって、悪い気はしませんもんね。どちらかというと、好意に変化すると思うんですよ。

その人の情報というのは非常に大事。

私もありますもんね。話し出したら止まらない話(笑)。もちろん、特に意識をしなくても、同じような関心事を持っている人に出会うこともあります。そんな時は小躍りします(笑)。

ここからは少しテクニック的なところになりますけど、相手が興味ありそうなことについて、少しでいいから情報を調べておくと、話も広がりやすいモノ。

ちょっとでいいんです。相手が詳しいんですから。キッカケを作る意味でも、関心事を見つけたら、次回会うまでに少し調べてみる。そんなことも大切だと思っております。

私も時々します。今はネットで簡単に調べられますからね。

なので、やっぱり「色々な知識」を自分に入れておく、というのは、調べるまでもなく即座に相手が興味ある話を広げられますので、自然と聞き上手になってきますよね。

よく、「聞き上手」というと、

  • 時々相づちを入れる
  • 耳を傾ける
  • 話をよく聞く

なんて思われていますけどね。ポイントはそこではない。箇条書きのことも必要ですけど、

「相手の関心事を見抜き、目を輝かせて話をしてもらう」

これが、聞き上手。

まあですね、この辺はですね、無理にしなくても良いと思いますよ。ただ、人はどんな対応をすると嬉しいのか、そんな話なので。

信頼関係を作る基本は「良し悪し判断」「感情コントロール」「悪口・噂話ダメ」が基本なんでですね。プラスして「否定しない・軽く扱わない」も少し必要かも。

この項目は「プラスα」なので、まずはコミュニケーションの項目の最初の方に話したことを重視ですね。

今回は「関心事を見つけましょう」、なんて言いましたけど、その逆もあるので注意です。関心がない、ならまだいいんですけどね、人には「地雷」というものがありますのでね。触れられたくないこととか。

次に話をするのは「距離感」についてです。関心事を見つけようと、焦ってしまうと地雷を踏む可能性もあります。その辺をツラツラと。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。
  • 「他者の関心事を見つける、見抜く。目を輝かせて話をしてもらう。」これが聞き上手。

人間関係の距離感に注意しましょう

この項目は人間関係の距離感についてです。初めに結論、

「相手のことがよくわからないウチから、ドンドン入り込まないようにしましょう」

というところです。

なんでか、ということをツラツラ書いていきますね。

まあ、前の項目から続くことなんですけどね。

「話したいこと」「話したくないこと」も人それぞれ。「好きなこと」「嫌いなこと」も人それぞれ。

避けなければいけないことは、「こんなことを聞いてきて、失礼な人だね」と思われること。

なので、最初からあまりグイグイいかない、というのが私のスタイル。自分のことも多くは話さない(笑)。聞かれたら答える程度。

ちなみに、私は「いきなりタメ口」「いきなり上から目線」は苦手です(笑)。まあ、受け入れますけどね。

私の苦手な話は置いといて(笑)、人間関係というのは徐々に作っていくもの、だと思っています。

人によって違いますからね、その辺。タメ口OKなんて人もいるだろうし。上から目線は、ほぼ誰でも嫌か(笑)。

前の項目では「関心事を見つけましょう」なんて言いましたけどね。いきなりですよ、「好きなことはなんですか?」「休みの日は何しているんですか?」とシャカリキにならないでくださいね。

私は、ですけどね、特にプライベートなことは踏み込まないことにしています。相手から話してきたことは聞きますけどね。プライベートを話したい人もいますけどね、話したくない人も案外多い。

相手から話し始めて、聞いたとしても、それを他の人には絶対話さない。まあ、これは前にも書きましたけどね、守秘義務違反=信頼を落とす、というところにつながりますからね。

まあ、基本、人から聞いた話は他の人に言わないないようにしています。他の人には言ってほしくなかったなぁ~、ということもありますからね。たまに口が滑ることありますけど。

よくあるんですけどね、休憩室とかで他者の超プライベートな話をしちゃっている人が。多くの人はちゃんとリアクションしてくれるとは思いますけどね、心の内は多くの人が「この人には色々言えないね」と思っているはずです。

「他者のこと」って、みんな少なからず興味はあるんですよね。だから興味ありそうに聞きはします。が、信頼は落とす。こんな結末になります。と思います(笑)。

ちょっと話がずれました(笑)。ここは「グイグイいかない」という項目でした(笑)。話を戻します。

いいんです、最初はですね、会話はしなくても。挨拶とか、仕事のハナシとか、最低限のやりとりで。

いきなりグイグイいかずに、挨拶はニコニコ、仕事の受け答えもニコニコ、そんな対応をしていれば、いつかは話をする機会も出てきますし、仕事をちゃんとしていれば信頼もされてくるでしょうし。

仕事の人間関係で一番大事なのは「与えられた仕事をこなすこと」ですかね。コミュニケーションは最低限でいいんですよ。無理にコミュニケーションを取ろうとせずに、自分に集中。

最低限、求められる仕事をして、余裕があれば「求められている以上」の仕事をして、そんなしていれば変な目では見られませんから。

仕事をキッチリこなし、後は徐々に「他者」を理解し、興味があることから話を持っていき、他者を理解していく。そんな流れが良いですねぇ。焦らない、焦らない。最初は自分が軽く扱われることもあるかもしれませんけどね。

自分が正しい行動・言動をしていれば、誰かは見ていますから。ちゃんと見てくれている人からコミュニケーション、影響の輪を広げていく。軽く扱われても、見下されても、腐らず嘆かず、自分のことに集中。

この記事を書いている2020年11月現在、私は40代で派遣介護士をしております。派遣先では「この人、なんで派遣しているのかね」と不思議に思われていたと思いますけどね(笑)。

まあ別に気にしない。自分のできる範囲で、確実に仕事をこなしていれば、そんな不思議な目線というのも変わってきます。

私も経験は多少ありますので、色々と問題やらは見えますけどね。そんなのはどうでもよくて、というか不思議な目線で見られているウチから問題提起なんてしても、ただただ「あの人なんなのよう」としか思われないです、たぶん。

正しい行動・言動をしているうちに「あの人は仕事をキッチリするね」と思われるようになり、興味を持たれるようになり、自分の考えも伝えることができるようになる、と思っております。

まあ、派遣なので、その組織をどうこうしようとは全く思いませんが(笑)。派遣期間がいつ終わるかもわかりませんしね。

逆に、いきなりグイグイいって、「この人失礼ね」と思われてしまうと、そこから巻き返すのは結構大変。第一印象って結構大事ですからね。

これ、私が今まで出会ってきた人総合して分かったことですけどね。

いきなりグイグイ系の人というのは、最初から誰とでも仲良さそうに話をするので、一見「コミュニケーションの達人」と思われるでんすよね。

ただ、時間の経過とともに「信頼関係が作れているかどうか」というのがわかってきます。ただ上辺だけの関係になってしまいガチなんですねぇ。そういう私は、元「ややグイグイ系」でしたけど(笑)。

でも、私は「コミュニケーションの達人」を「信頼を得て、影響力を持っている人」と捉えていますのでね。グイグイ系はコミュニケーション上手、とは思っていないです。

その反対にいる人、これ前述しましたけどね、周りから時間をかけて信頼を勝ち取る人というのは

「あの人、人のこと悪く言わないわよね」

と他者から言われている人。これほぼ例外ないですね。信頼される、というところでは「悪口を言わない」「負の感情を出さない」という人が最強説(笑)。

自分から多くは話さないけど、何か聞かれたり、相談をされた時は、誰にでも同じように、精神的な波もなく対応、これ最強(笑)。

「この人何もしゃべんないわね」という印象で嫌われることはありません。逆に、信頼を得るには余計なことは話さなくてもよい、と私はそう思っています。

ただ、ニコニコ挨拶とニコニコ対応は必要だと思いますけどね。

コミュニケーションのテクニック的なことを勉強すると、それを試そうとグイグイいきガチなんですよね。でも、そこはムリをしない。

相手の考え方や価値観を受け入れて、その人をフラットに見て、行動や言動から「その人」を理解していく。

関心事を聞いて、話をしてもらう。

そして悪口も言わない、感情的にもならない。

さらに「否定しない」「褒める」ことで重要感を持ってもらうと、信頼関係も作りやすくなります。

そうやって距離を縮めていく。これが私が至った人間関係の作り方です。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。
  • 「他者の関心事を見つける、見抜く。目を輝かせて話をしてもらう。」これが聞き上手。
  • 人間関係の距離感に気を付ける。人によって踏み込まれたくないこと、嫌な対応は変わってくる。

謙虚さを忘れずに、回りまわって自分にプラスになります

これ、私の感覚ですからね。

私、人を見る時に「自分への対応」ではなく、「他の人への対応」をよく観察してしまうクチです(笑)。

よく見ているのは「立場の弱い人」に対する対応。

例えば「店員」
例えば「部下」
例えば「新人」
例えば「高齢者」

反論できない人と言いますか、そういう人に対して高圧的な態度であったり、嘲笑であったり、無視をするであったり。そういう場合にその人の人間性が映し出されると言いますか。人間性の地が出るといいますか。

それがその人の全てではないんですけど、人間性を見てしまうワケです。私はその人に対しても、普通に接しはしますけど(笑)。

あとは集団で個をないがしろにする、いわゆる「いじめ」に該当するような行為をする人。それが一番人間性を疑うかも(笑)。

私への対応がいくら良くても、一歩引いて接するかな…。というか信用はしないですね(笑)。

結論としては、「どこで人間性を見られているかわからない、誰にでも同じ対応を心がける」というところ。

一般的に、と言ったら失礼かもしれませんが(笑)、「弱い立場の人に強い人、集団で個をナイガシロにする人」というのは意見をしにくいわけです。いつ、自分がナイガシロにされるかわかりませんから(笑)。

怖いところは、私のように「あちゃー」「だみだこりゃ」と潜在的に思っている人がいたとしても、何も言ってくれないこと。

私も言いませんもんね、意見を言ったら「今度は自分に対して高圧的、いじめが始まる」なんて心理状態で(笑)。

で、表面上はうまいことやっているフウでも、内心では「この人は信用置けない」と思われてしまう。

本人は他者にマウントをとって優越感に浸っているのかもしれませんが…(笑)。

そういう人に限って、ツワモノにはヘコヘコする率が高い(笑)、のではないか(笑)。

私なんかは「器が小さい」「かっこ悪い」「満たされてないんだろうな」と思うクチ。でも案外、私と同じように思う人は多い…はず(笑)。

知らず知らずのうちに、人の心が離れて行ってしまう。これが「弱い人に強い人理論」(笑)。

もちろん、「自分が好きにやって、それで人の心が離れても別にいいじゃん」と思っていれば、何も変える必要はないと思いますが(笑)。

でも、いつか自分が他者の助けが必要になった時、他者の信用が必要になった時、しっぺ返しを食らうと思うんですよね。

高圧的な態度をしているうちに、マウントをとっているうちに、知らず知らず人の信用を失う、怖いですねぇ。

で、基本的に「弱い立場の人に高圧的な人」や「マウントを取りたい人」、あと「自分が出来る人アピールをする人」というのは、「承認欲求」が非常に高い人だと思うんですよね。というか「承認欲求」が満たされていない人とも言えるか。

「私は正しい」「私はスゴイ」「私は大変なんです」というのを人に見せたいのです。自分を認めて欲しいから。というか、そこに共感が欲しい。

例えばですね、新人や仕事があまりできない人に対して、高圧的にマウントを取る人。「どうだ、私はスゴイだろ」と見せたいワケです。

例えばですね、新人や仕事があまりできない人を見つけ、他者と一緒に嘲笑する人。「どうだ、私はすごいんだ」と優越感に浸り、そして「自分は正しい」ことを認めて欲しいのです。

そんな言ったところで、それを聞いた他者が「あいつはダメな奴だ」とレッテルを貼り、新人や仕事があまりできない人が「仕事しにくい状況」を作り上げ、せっかくの戦力を潰してしまう。最悪、精神的に追い詰められたり、組織を離れたり。

介護の仕事でよくある、「人が定着しない組織」というのは「できない人」を大事に育てていない印象があります。だって、「良い人」ばかり集まるワケではないですからね。色々な人がいます。そういう人を戦力にできるかどうかがカギ。

人手不足が蔓延しているところは、新しく入ってくる人を、大事に育てていないといいますか。やるだけやって、ダメだったらしょうがないですけどね。やっぱり高圧的とかイジメとか、その類はやめた方が良い。

引いては、将来的に介護職が不足するのは目に見えてます。新しくこの業界に来た人は大事にしないといけない、と思う私です。

どうしても「良い人」を基準にして、その基準以下の人を潰してしまう傾向にありますね。その「できない人を潰してしまう組織」というのは、「良い人」も定着しない。だって、嫌ですもん。イジメとかある組織。

せっかく介護業界に来た人も、「こんなの嫌」と離れてしまう。最初の方で話しましたけど、どうやったって介護の仕事の人間関係は難しくなりますからね。それにプラスして高圧的・イジメがあればダブルパンチ。

「職員を潰すのが目的?」と言いたくなることもあります。潰すのが目的なら仕方ないですけど。まあ、このご時世、パワハラで訴えられないようにしないといけないですけどね。ただ、潰す目的で教育を行う組織では働きたくないですけどね(笑)。

ちょっと話がズレてきた…、この辺は「組織運営論」で詳しく。

ちょっと話を戻して、「その目的は何なのか理論」へ。

「店員」「部下」「新人」「高齢者」に対して高圧的になる目的は?マウントを取る目的は?嘲笑する目的は?集団で個を標的にする目的は?

目的で考えると、ほんと意味ないことがわかります。

それって、全部「自分の欲求」を満たすことが目的です。欲求を満たすために他者を恐怖に陥れる、不快な思いをさせる。

私はあんまり好きではないんですよね。まあ、そんな人でも普通に接しはしますけど。いつかは修正できることを信じて。

逆に、「人を育てる」「自分の意見を伝える」ことが目的であれば、高圧的な態度、マウント、嘲笑、なんてかえって逆効果ですよね。まあ、時折「厳しさ」というのも必要ではありますけど。

でも、それは自己欲求を満たすことが目的ではなくて、「他者の間違えを修正する」「成長してもらう」というのが目的ですからね。

私は厳しく指導をする必要がある時は、大体「逃げ道」とでも言いましょうか、「指導対象の人」に影響力を持っている人を見つけ、「ちょっと厳しいこと言うから、後でフォローしておいてね」と伝えておきます。

精神的に追い込むことが目的ではなく、修正するのが目的。その人を引き上げるのが目的。仕事がしにくくなってもイケないしですね。周りみんながね、厳しくしたり、軽く扱ったり、嘲笑したり、そんなしてたら潰れてしまいます。

ご高齢の方や認知機能が低下している人であれば、うつやBPSD(認知症の行動・心理症状)に発展しますしね。

強い人は這いあがっていきますけどね。でもそんな人ばかりではない。

お店にもそうですね。自分が「変えて欲しい」という希望があるから、自分の気持ちを伝える。改善してくれればいいことですからね。場合によっちゃ、クレーマーで片付けられてしまいますし。

もう利用しない、というのであれば静かに立ち去れば良いし。

その行動・言動の目的は何なのか、それを考えていくとモノゴトの「本質」が見えてきます。自分の修正点も分かってくる。目的は?承認欲求を満たすこと?潰すこと?修正すること?引き上げること?働きやすくすること?

そしてその目的は「人として」誇れるもの?

みなさんはどうでしょう。今している言動・行動の目的を考えるクセをつける、破壊的ではなく建設的に考えるクセをつける、「強い組織」を作る場合には非常に重要な考え方なんですよね。

うってかわって「誰にでも謙虚な人」。

立場の強い弱い関わらず、ですね。こういう人、いつの間にか周りから信用されます。実際、この類の人は最終的に周りから大きく信頼されます。私も多くの方と接してきましたが、この説は間違いない。たぶん…(笑)。

この文章全体で何回か言いましたけどね、自然と、
「あの人誰にでも同じ対応よね」
「あの人が人のこと悪く言うのを聞いたことがない」
と言われるんですよね。意見や相談も集まる。

もう一度、

「普段の言動や行動というのは、結構見られています。」

「謙虚さを忘れずに」なんて言葉はよく耳にしますが、私は「自分の信用度を上げるため」に必要だと考えています。表題通り、「自分にとってプラス」になるワケです。

当たり前やないか~、と言われてしまいそうですが(笑)。

でも意識していないと、中々できないことでもあります。ナチュラルにできる人もいると思いますけどね。私は意識するようになってからしばらくして習慣になったクチ。

まだまだ「全員に同じ態度」というワケではないですが、以前と比べればだいぶ変わったクチ(笑)。

結局は、色々な価値観を受け入れられる器がないと成立はしないんですけどね。その他もろもろ、色々な要素の上に立つ「誰にでも謙虚対応」ではあるんですけどね。色々な要素、というのは今まで書いてきたことですね。

まあ、とにかく「弱い人に強い人」よりは「誰にでも同じ対応」の人の方が信頼度は大きくなります。

ひとつ言い忘れましたが、「弱い人に強い人」というのは、承認欲求が強い人なので、間違っても「関係性が薄い」時から修正をしようとしないでくださいね。

その類の人は「否定」されるのを極端に嫌います。だって、承認欲求が強いですから。自分の正しさを認めてほしい、という欲求が強く、間違いを認めたくないからですね。

否定してくる人には壁を作り、コミュニケーションを取れなくなる可能性があります。

自分はスゴイアピールもせず、誰にでも謙虚に、自分ができることに集中して、正しい行動・言動をしていれば、おのずと他者評価は変わってくるものです。

そして「弱い人に強い人」より評価されるようになっちゃいましょう。それから色々修正。

急いで他者評価を欲してしまうと、かえって他者評価を落としてしまいますので、要注意。急がば回れ。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。
  • 「他者の関心事を見つける、見抜く。目を輝かせて話をしてもらう。」これが聞き上手。
  • 人間関係の距離感に気を付ける。人によって踏み込まれたくないこと、嫌な対応は変わってくる。
  • 普段の言動・行動は案外見られている。「弱い立場の人に強い人」よりは「誰にでも同じ対応」の方が信頼される。謙虚に自分のことに集中をしていけば、おのずと他者評価も変わっていく。

対応力を広げる

「目の前で起こる出来事への対応の引き出しを増やす」

とでも言ったら少しわかりやすいカモ。対応力を広げるためには?というお題でお話するんですけどね。そして、この「対応力を広げる」というのは、結果として「心の器」を大きくし、「問題解決力」を上げることにもなるんですよね。

わりかし最初の方でも、途中でも話してはいるんですけどね。他者のことはいいから自分に集中する、人を変えるのではなく自分が変わる、その辺と同じ類です。

自己投資の類はものすごく重要なので、内容を少しずつ変えて、この文章全体に3回も出しました(笑)。まあ、それくらい大事なこと、と認識していただければですね。

で、対応力を広げる、対応の引き出しを増やす、その方法は?

というのは、そんなに難しいことではなくてですね、

「とにかくたくさんの情報を入れる」

だけ(笑)。それにプラスして「その情報を自分の言葉で表現する」ことをすると、さらに効果はアップします。

情報を入れる、というのがどういうことか、というとですね…この絵を見てもらいたいんですけどね。

(出典:Wikimedia Commons)

なんの絵に見えますかね?ワリカシ有名な絵なので、答えを知っている方もいらっしゃるとおもうんですけどね。

私は「7つの習慣」という本でこの絵を知りました。その時は文章を読んで「パラダイムシフトか~、なるほど~」なんて考えていたんですけどね、もう少しシンプルに考えていきます。

この絵は、

「ご高齢の女性の横顔」

「若い女性の斜め後ろ姿」

のどちらかに見えると思います。ひとつの絵に2つの見方があるワケです。

ご高齢の女性にしか見えない、という方は「若い女性の斜め後ろ姿」という情報が入ってきて、「そんな見え方もあるのね」、と新しい気づきがあるんですよね。要は情報が増えて、見え方も増える、という感じ。別の言い方をすると「解」が増える。

これは「絵」ですけど、全てのモノゴトに言えることです。一つ同じモノゴトでも、人それぞれで受け取り方が違うんですよ。見え方が違う。解答の出方も違う。

なので、「見え方」がたくさんあった方が、色々な対応ができる。そんな感じに考えております。

例えば、ですけどね。認知症。

「物忘れをする病気でしょ」という認識。
「物忘れが中心にあって、目の前に起こる出来事の情報と過去をうまくつなげることができず、常に不安を抱えている」という認識。

後者の考えがあれば、認知症の方に叱責する等の好ましくない対応はしないと思います。常に不安な心の中、そこに追い打ちをかける。人としてどうでしょう。

でもそれを知らなければ?

何でもそうですね。

目の前の「問題」に対して、どうすれば有効なのか。「考え方・価値観・知識・経験」をたくさん取り入れて、選択肢を増やす。それが対応力の差に。

家族・職場だけの環境に身を置いていると、自分の「考え方や価値観」というのは、そこで関わる人達からの影響を受けます。知識なんかもそうですね。経験も。

そうするとですね、段々と固定化してくると言いますか、対応力に必要な「考え方・価値観・知識・経験」というのが固まってきます。

ということで、対応と解の選択肢を増やすには、普段の生活からは得られない知識や経験を積み上げていく、これがカギ。うまくつながったかな(;’∀’)。

それが自己投資(^^)

例えば「本」ですけどね。これはワリカシ「人生で成功」している人が書いているものがほとんど。その人の「考え方・価値観・知識・経験」が詰まっているワケです。

「読書は一番手軽でコスパの高い自己投資」と言われています(確か(笑))。

例えば「資格」ですけどね。これは「学者の知識と研究の成果を体系化しているもの」と言うことができます。多分(笑)。長年の勉強と研究によって得られたものを学問にして、その学問に精通している人に資格を与える。

私はそんなイメージをしていますけどね。

本と資格を例に挙げましたけどね、これらは「他者の人生」が凝縮されたものになるワケです。自分でtry&errorを繰り返しても、人生を通してそんなに多くのことを経験、成果を上げることはできないと思います。

なので、イメージとしては、

「他者が時間をかけて得てきたものを、自分の頭の中に取り込んでいく」

というのが自己投資。

まあ、ちょっと違うかもしれないんですけどね。私はこんな感じでイメージしているんですよね。

そしてそんな「他者の人生(考え方・価値観・知識・経験)」を取り込んでいくと、「対応」と「解」の選択肢もどんどん増えていく。

このページに書いていることは、私が15年の介護の仕事を通して至った結論ですので、これも他者の人生になりますね。

そういった「他者の人生を知る」というのは、自分自身の課題でも大いに役立ちますし、また、他者から相談された時に、適切な「対応」「解」を提供できれば、信頼度を上げることもできます。

そして、人は「違い」に対して心を悩ませることが多いんですが、日頃から「色々な考え・価値観・知識・経験」に触れていると、「違い」も当たり前と思えるようになってきます。

「心の器が広がる」というところ。

まあ、自己投資というのは何にでも好影響を与えるものなんですよ。メンタルヘルスにも、メンタルヘルスの中心であるコミュニケーションにも、また収入にもかかわってきますしね。

ただ、注意しないといけないのは、「ひけらかさない」こと。

これ、私が陥ったことなんですけどね(笑)。本とかを読むと、イチイチ披露したくなるんですよ(笑)。私だけかな(笑)。

今はないけど。まあこの文章全体で何回か出てきた「承認欲求」ですね。

自分はこんなことを知っている、というのを認めて欲しい(笑)。そんな欲求にかられる時があるんです、わりと初期段階は。

ちなみに、色々と勉強して、正しい言動と行動を意識していれば、自分からアピールしなくても、自然と他者評価も変わりますから。

自ら「私はスゴイ」「私はこんなに勉強している」という類をワザワザ言う必要ないと言いますか、逆に行ってしまうと「満たされていない可哀そうな人」という目で見られてしまう可能性(笑)もありますので、要注意。

色々と「自分を認めて、褒めて」アピールをせずに、ただただ自分ができる「正しい言動・行動」を心がける。正しい言動・行動は自己投資で身につける。

まあ、とにかく何にでも相乗効果で好影響を与える自己投資、毎日少しずつでも行う習慣を身につけておくことをお勧めします。すぐに結果は出なくとも、5年10年で大きく変わってきますからね(^^)

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。
  • 「他者の関心事を見つける、見抜く。目を輝かせて話をしてもらう。」これが聞き上手。
  • 人間関係の距離感に気を付ける。人によって踏み込まれたくないこと、嫌な対応は変わってくる。
  • 普段の言動・行動は案外見られている。「弱い立場の人に強い人」よりは「誰にでも同じ対応」の方が信頼される。謙虚に自分のことに集中をしていけば、おのずと他者評価も変わっていく。
  • 他者が長い期間を使って得てきたことを、自分の中に取り入れる。読書は一番手軽な自己投資。色々な考え・価値観・知識・経験を吸収し、対応の引き出しを増やす。

「介護職のメンタルヘルス」まとめ

なんか、かなり長くなっちゃいました(笑)。

私が考えるメンタルヘルスを保つ流れ、というのは、

「理想を下げてメンタルを少し安定。他者のことはあまり気にせずに、自分ができることに集中をする。」

「自分を高めることができれば、自然と評価もされるし、他者に影響を与えることもできるし、人間関係も良くなってくる。」

「そして自分を高めるための知識と教養は、収入に反映もしてくる、また、自分の可能性も広げることができる。さらにメンタルが安定する。」

こんな感じです。

私が思うにですね、表面的なこと、というか結果論的なことというのは知っている人も多いと思うんですよね。

「色々な価値観を受容しましょう」とか。
「悪口を言うのはやめましょう」とか。
「自分を変えていきましょう」とか。
「人の良いところを見ましょう」とか。

このような言葉は聞いたことあるだろうし、意識もしていると思うんですよね、多くの人が。

でも、実際には中々できない。人の本能とか、欲求とか、その辺の根本を知らないと、実行もできないし、実行したとしても苦痛だし、継続もできない、なんて思います、ワタシ。

実際に、介護の仕事を長く続けてきて、このような人が多いと感じております。

「違いを受け入れられない人」
「違いに対し過剰反応する人」
「違いを基に人の悪口を言う人」
「違いに疲れてしまっている人」
「承認欲求が高い人」
「集団で個をないがしろにする人達」

やっぱりですね、他者に対して過剰に期待をしている状態といいますか、それにプラスして承認欲求、それらに苦しんでいる人が多いです。

心に負担を抱えている状況では、良い介護にもつながっていきませんからね。

ただでさえ難しい介護の仕事の人間関係。少しでも心を軽くして仕事を頑張れる人が増えたらいいな、と思っております。

で、組織を作る上でも、このような考え方をまずは改善していかないと、「強い組織」というのは作れない、というのが私の考え。

強い組織の定義ですけどね、私は、

「問題が隠れることなく、すぐに顕在化し、そしてすぐに改善に取り組むことができる、自浄作用がある組織」

と考えております。その辺はまた組織運営のところでお話しますけどね。

そんなこんなで、このページでお話したことは、個人単位でも組織単位でも必要な考え方だと思っております。

自分の考えをですね、すぐに変えるのは難しいと思います。ですが、このページ全体で何回も言っていることですけどね、「他者のことはいいから、自分に集中する」ことで、少しずつ変わっていけるはずです。

ここで私の好きな言葉を。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

大事なのは日々の積み重ね。失敗することもあるでしょうが、その失敗からも学び取る。問題もたくさんあるでしょうが、ひとつひとつ解決していく。時間をかけて積み上がった時に花開く。

逆に人のことばかり気にして、自分は何も変わろうとしない。失敗は他者や環境のせいにする。問題には嘆くだけ。

時を重ねると、非常に大きな差となって表れてきます。

「人を変えるのではなく、自分が変わる」

これを習慣にできるよう、ボチボチ頑張っていきましょう(^^)

と、こんなところヤマナオ総合福祉の「介護職のメンタルヘルス【人間関係と自己投資】」を終わりにいたしますm(__)m。

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