コミュニケーションの基本(7)「人の良いところを見ましょ」

コミュニケーションの基本(7)「人の良いところを見ましょ」

前の記事 コミュニケーションの基本(6)「人は否定されるのを嫌がる」

人の悪口を言わない代わりに、良い点を見つけて褒めましょう

ここまでウンヌンカンヌン述べてきたこと、これらを意識して、習慣化してくると、もう言う必要がないんですよね💦、悪口。

悪いところが見えてこないんですよ、実際(笑)。私、最近ほんと見えない。自然と「違う」ところは切り取っちゃって、周りの人の良いところが自然と見えてます。

若い頃、というか30代半ばくらいまでは、ほんと「嫌なところ」「違うところ」を気にしてばっかいましたけどね(笑)。どうすればメンタルが安定するか、どうすれば人間関係が円滑になるか、なんて研究し、自分の考えがある程度確立してからは、ほんと悪いところが見えない。

自分のハナシばっかすな、と言われそうなので(笑)、この辺で。まあ、リアルに自分の心境の変化を見てきたので、以下のようなことが言えます。

「人の良いところを見ていきましょう」

なんて言われても、実際はムリ(笑)。

その言葉だけじゃ、絶対思考回路転換しないですよ。言い切っちゃいましたけど。その思考回路になるまでは、色々と他の考え方を変えていかなければいけません。

私だって、20代の頃、すでに「人の良いところを見ていきましょう」が良いことなんて知ってましたし。

でもできないんですよ。根本の考え方を変えていかないと。

人の「違い」を受け入れられなければですね。

悪いところも切り取れるようにならなければですね。

自然と人の良いところを見ていくのはムズカシイ。

ストレスを溜めている人、良し悪しの判断をするのが当たり前になっている人、感情のコントロールが難しい人、嫌なところが切り取れない人、というのは、いくら「良いとこ見つけていきましょ」と言ったところでムリをしているのでね。

逆に、ムリにでも「人の良いところを見ていく!」なんて決めたとして、でも「違い」を受け入れられなければ、メンタルは相当苦しくなりますよ。だってムリをしているから。

ムリをせず、自然に他者の良いところを見つけられるように、その前段階を理解する必要があるんですよね。だから、この項目は後半部分に持ってきました。

結局、ムリをして無理やり褒め点を探して褒めたとしても、悪口や愚痴なんかを言っていたら、二面性を見られて、かえって信頼失いますしね。

結局、ムリをして無理やり褒め点を探して、褒めたとして、また、「悪口は言わない!」なんて頑張る、それは自分を強く抑え込むことになりますので、理想と現実の乖離から大きなストレスを感じます。

なので「ムリをせずに、人の良いところを見て、褒め点を見つけられるようになる」というのが理想ですね。

人の良いところを見れるようになるコツは、今まで話したこと全部です。理想を下げて、心に余裕を持って、前を向いて努力できるような状態にならないと、「人の良いところを見て、褒める」という段階に行けない、なんて思っているワタシです。

言い切りすぎかな(笑)。まあいいか(笑)。

で、良いところが見えるようになったら、褒める習慣を。褒められて怒る人はいませんしね。大体の人が嬉しいと思います。そういう私も単純なので、褒められると小躍りします(笑)。

みんなの良いところを見つけて、みんなを褒めていたら、そんなの八方美人やんか、と言われてしまいそうですけどね(笑)。でも、これで「褒めた人」のことを、その人がいないところで悪く言っていたらですね、まさしく八方美人です。

ここでも「悪口や噂話をしない」というところが、また活きてくるワケですね。

褒めているばかりの人手も、一瞬は「あの人はどんな人にも良い顔して」なんて言われる可能性ありますけどね、長期的にみて「あの人は八方美人で嫌な奴」なんて思われる可能性は少ないですよ。

なので、「悪口や噂話をしない」ということを基本に、人を褒める。これが自然にできるようにしていきたいですね。

特に「その人がいないところで、その人のことを褒める」というのは効果大。

「〇〇さんが、あなたのこと褒めてたよ」と言われてみてください。非常に嬉しくないですか?陰で悪口や噂話を言うくらいなら、その人のことを褒めた方が何十倍もいいですよ。

打算的にではなく、人の良いところを見つけて褒める、その習慣をつけておくと、自分のためにもなります。信頼というものが貯まり、影響力も増してくる。そんな好循環が生まれる、と思っております。

「情けは人のためならず」

という言葉がありますが、これは人に優しくすると回りまわって自分のためになる、ということばですね。

情けをかけると、その人のためにならない、なんて取り方をされている人もいますけど、私は「自分のためになる」との考え方。今回話をしている内容は「褒める」ことですけどね、褒めることも回りまわって自分のためになる。

こういうと、また打算的に聞こえるか(笑)。まあいいか(笑)。私は打算的にはしていない、と思う(笑)。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。

次の記事

コミュニケーションの基本(8)「他者の関心事を見つける」 コミュニケーションの基本(8)「他者の関心事を見つける」

「介護職のメンタルヘルス」分割版メニューへ

「介護職のメンタルヘルス」通し版へ

ヤマナオ総合福祉からのお知らせ

「福祉タクシー」「社会福祉士・行政書士事務所」の開業準備中です(2021年7月頃予定)

「介護保険外サービス」「各種セミナー・研修講師」の対応はしております。

お問い合わせフォーム