コミュニケーションの基本(9)「人間関係の距離感」

コミュニケーションの基本(9)「人間関係の距離感」

前の記事 コミュニケーションの基本(8)「他者の関心事を見つける」

人間関係の距離感に注意しましょう

この項目は人間関係の距離感についてです。初めに結論、

「相手のことがよくわからないウチから、ドンドン入り込まないようにしましょう」

というところです。

なんでか、ということをツラツラ書いていきますね。

まあ、前の項目から続くことなんですけどね。

「話したいこと」「話したくないこと」も人それぞれ。「好きなこと」「嫌いなこと」も人それぞれ。

避けなければいけないことは、「こんなことを聞いてきて、失礼な人だね」と思われること。

なので、最初からあまりグイグイいかない、というのが私のスタイル。自分のことも多くは話さない(笑)。聞かれたら答える程度。

ちなみに、私は「いきなりタメ口」「いきなり上から目線」は苦手です(笑)。まあ、受け入れますけどね。

私の苦手な話は置いといて(笑)、人間関係というのは徐々に作っていくもの、だと思っています。

人によって違いますからね、その辺。タメ口OKなんて人もいるだろうし。上から目線は、ほぼ誰でも嫌か(笑)。

前の項目では「関心事を見つけましょう」なんて言いましたけどね。いきなりですよ、「好きなことはなんですか?」「休みの日は何しているんですか?」とシャカリキにならないでくださいね。

私は、ですけどね、特にプライベートなことは踏み込まないことにしています。相手から話してきたことは聞きますけどね。プライベートを話したい人もいますけどね、話したくない人も案外多い。

相手から話し始めて、聞いたとしても、それを他の人には絶対話さない。まあ、これは前にも書きましたけどね、守秘義務違反=信頼を落とす、というところにつながりますからね。

まあ、基本、人から聞いた話は他の人に言わないないようにしています。他の人には言ってほしくなかったなぁ~、ということもありますからね。たまに口が滑ることありますけど。

よくあるんですけどね、休憩室とかで他者の超プライベートな話をしちゃっている人が。多くの人はちゃんとリアクションしてくれるとは思いますけどね、心の内は多くの人が「この人には色々言えないね」と思っているはずです。

「他者のこと」って、みんな少なからず興味はあるんですよね。だから興味ありそうに聞きはします。が、信頼は落とす。こんな結末になります。と思います(笑)。

ちょっと話がずれました(笑)。ここは「グイグイいかない」という項目でした(笑)。話を戻します。

いいんです、最初はですね、会話はしなくても。挨拶とか、仕事のハナシとか、最低限のやりとりで。

いきなりグイグイいかずに、挨拶はニコニコ、仕事の受け答えもニコニコ、そんな対応をしていれば、いつかは話をする機会も出てきますし、仕事をちゃんとしていれば信頼もされてくるでしょうし。

仕事の人間関係で一番大事なのは「与えられた仕事をこなすこと」ですかね。コミュニケーションは最低限でいいんですよ。無理にコミュニケーションを取ろうとせずに、自分に集中。

最低限、求められる仕事をして、余裕があれば「求められている以上」の仕事をして、そんなしていれば変な目では見られませんから。

仕事をキッチリこなし、後は徐々に「他者」を理解し、興味があることから話を持っていき、他者を理解していく。そんな流れが良いですねぇ。焦らない、焦らない。最初は自分が軽く扱われることもあるかもしれませんけどね。

自分が正しい行動・言動をしていれば、誰かは見ていますから。ちゃんと見てくれている人からコミュニケーション、影響の輪を広げていく。軽く扱われても、見下されても、腐らず嘆かず、自分のことに集中。

この記事を書いている2020年11月現在、私は40代で派遣介護士をしております。派遣先では「この人、なんで派遣しているのかね」と不思議に思われていたと思いますけどね(笑)。

まあ別に気にしない。自分のできる範囲で、確実に仕事をこなしていれば、そんな不思議な目線というのも変わってきます。

私も経験は多少ありますので、色々と問題やらは見えますけどね。そんなのはどうでもよくて、というか不思議な目線で見られているウチから問題提起なんてしても、ただただ「あの人なんなのよう」としか思われないです、たぶん。

正しい行動・言動をしているうちに「あの人は仕事をキッチリするね」と思われるようになり、興味を持たれるようになり、自分の考えも伝えることができるようになる、と思っております。

まあ、派遣なので、その組織をどうこうしようとは全く思いませんが(笑)。派遣期間がいつ終わるかもわかりませんしね。

逆に、いきなりグイグイいって、「この人失礼ね」と思われてしまうと、そこから巻き返すのは結構大変。第一印象って結構大事ですからね。

これ、私が今まで出会ってきた人総合して分かったことですけどね。

いきなりグイグイ系の人というのは、最初から誰とでも仲良さそうに話をするので、一見「コミュニケーションの達人」と思われるでんすよね。

ただ、時間の経過とともに「信頼関係が作れているかどうか」というのがわかってきます。ただ上辺だけの関係になってしまいガチなんですねぇ。そういう私は、元「ややグイグイ系」でしたけど(笑)。

でも、私は「コミュニケーションの達人」を「信頼を得て、影響力を持っている人」と捉えていますのでね。グイグイ系はコミュニケーション上手、とは思っていないです。

その反対にいる人、これ前述しましたけどね、周りから時間をかけて信頼を勝ち取る人というのは

「あの人、人のこと悪く言わないわよね」

と他者から言われている人。これほぼ例外ないですね。信頼される、というところでは「悪口を言わない」「負の感情を出さない」という人が最強説(笑)。

自分から多くは話さないけど、何か聞かれたり、相談をされた時は、誰にでも同じように、精神的な波もなく対応、これ最強(笑)。

「この人何もしゃべんないわね」という印象で嫌われることはありません。逆に、信頼を得るには余計なことは話さなくてもよい、と私はそう思っています。

ただ、ニコニコ挨拶とニコニコ対応は必要だと思いますけどね。

コミュニケーションのテクニック的なことを勉強すると、それを試そうとグイグイいきガチなんですよね。でも、そこはムリをしない。

相手の考え方や価値観を受け入れて、その人をフラットに見て、行動や言動から「その人」を理解していく。

関心事を聞いて、話をしてもらう。

そして悪口も言わない、感情的にもならない。

さらに「否定しない」「褒める」ことで重要感を持ってもらうと、信頼関係も作りやすくなります。

そうやって距離を縮めていく。これが私が至った人間関係の作り方です。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • メンタルを安定させるために その2「現実を上げる」
  • 「他者や世間一般は気にしないで自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 「違い」に対して、良し悪しの判断をするのをやめる。そうすると「違い」を受け入れられるようになる。
  • 目の前で起こる出来事の「反応」は自分で選択することができる。状況を一旦飲み込み、冷静に「適切な反応」を選択する。
  • 「問題」を「解決すべき課題」に変換して考えると、頭の中が冷静になる。
  • 「自分と相反する考え方・価値観は、その人から切り取ってしまいましょう」
  • 「悪口・噂話=守秘義務違反」と考える。いくらコミュニケーションをうまく取れているとしても、悪口・噂話をしていると信頼関係は作られない。
  • 「人を変えるのではなく、自分が変わる」というのは無理に自分の考えを変えることではなく、自分が出来ることに集中し、周りへの影響力を変えること。
  • 人は否定されることを嫌がる。無理に内容に共感するのではなく、感情に共感する。そして意見や相談は軽く扱わない。
  • 「人の良いところを見る、褒める」が自然とできるよう、考え方を変えていく。褒められると誰でもウレシイ。でもムリをすると逆に二面性を疑われるので注意。
  • 「他者の関心事を見つける、見抜く。目を輝かせて話をしてもらう。」これが聞き上手。
  • 人間関係の距離感に気を付ける。人によって踏み込まれたくないこと、嫌な対応は変わってくる。

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