理想と現実のコントロール「現実を上げる」

理想と現実のコントロール「現実を上げる」

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他者のことはあまり気にせず、自分のことに集中する

なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんけどね。でもこれ、非常に重要なことでですね。

まず、考えて欲しいのは「自分のこと」。他者については「コントロールできない」と考えておいたほうが良いですね。でも人は人間関係で心を乱すことが多い。

要は「自分自身がどうなりたいのか?」「自分の理想の生活はどうなのか?」「自分の幸せはなんなのか?」というところをまず考えてほしい。

自分のですね、理想とか目標というのを持っておくと、まずそれだけでも「他者」のことを考える時間が減ります。

ここに他者との比較や世間一般、他者の期待というものは廃除してほしいのです。アリガチですよね?「こうすれば幸せな人生YOー」というもの。

人の幸せの感じ方というのはバラバラなんですよね。でも案外、「他者との比較」とか「世間一般の幸せ」とか「他者の期待」を基準にしてしまうこと多いんですよ。そうすると軸が作れないんですね。

良いところに就職がしたい、給与は年収何百万以上、結婚して子供を作って、マイホームを買って…ウンヌンカンヌン。

でも、人によって好きなこと、頓着すること、時間を忘れて取り組めること、大切にしていること、などは違います。

そして今からお話する「理想を上げる」というものは、時間とお金を投資していきますので、自分が「好きなこと」でないと、続かないんですよ。

継続していくことが非常に大切。

なので、まず「自分」はどうなっていきたいのか。自分の幸せはなんなのか、ということを考えることが必要になります。

そういった「未来」を想像できないと、前向きに頑張る原動力になりませんからね。

「どうなりたいか」を決めてから、時間とお金を投資する。これが基本路線です。ざっくりとでもいいんですよ。何か進むべき道を見つけて、そこに投資をする。

そうすると、また色々な視点で物事を見ることができるといいますか、視野が広がるといいますか、進むべき方向はまた変えてもいいし。

他者のことはいいから、自分のことに集中をする。できることからコツコツと。他者のことはいいから、というか他者の目(評価)は気にしなくていいから、といったところでしょうかね。

他者評価というのは所詮、他者がするものなので、そこに一喜一憂する必要はありません。「こんなに頑張っているのに誰も評価してくれない」「他者の期待に応えたい」「他者の目が気になる」なんて気を揉んで頭を悩ませる。アリガチなんですけどね。

自分のやりたいことがあれば、他者の評価は関係ないし。もし、自分のやりたいことに他者の評価が必要であれば、その人の評価が得られるよう努力すれば良いだけ。

私は「ただただ自分のことに集中し、自己投資をして、正しい言動・行動に気を付けていれば、他者の見る目は変わる」と考えています。

逆に他者を気にしすぎると「正しい言動・行動」がブレる可能性もあります。

そしてその「ブレ」というのは、信頼度を落とす要因にもなるんで要注意。自分の軸を作り、他者に振り回されずに、自分のことに集中する。このページではその「軸」作りに少しは貢献できるのではないかな、と思います。

あと、自分の「心の弱さ」というのを認識することも大切です。ストイックにできる人もいますけどね、私は無理です(笑)。自分の「できる範囲」を見極めることも非常に大事。

次の次から「影響力を与えるコミュニケーション術を段階的に見につける」的な話をするんですけどね、そのカギとなるのは「自己投資」なんですよね。

で、その自己投資というのは、「自分が好きなこと」「自分がどうなりたいか」という進むべき道に対し、自分の弱さも認識した上で「自分のできる範囲」でコツコツ積み上げていくモノです。

自分の理想を見つめなおして、その理想に向けて、コツコツ進んでいく。そうすると、色々と能力を身につけることができる。

特殊な能力というのは、他者からも「おっ」と思われる。

これが私の「現実を上げる」方法なんですよね。

「影響力を与えるコミュニケーション」をできるようにするための、「コミュニケーションに影響を与える自己投資」なんです。

他者のことはあまり気にせず、自分ができることに集中する。自分が正しい行動・言動をしていれば、他者からの評価も変わる。そして特殊能力を身につければ、さらに評価が変わる。そして自分の将来の選択肢も広がり、収入にも影響が出てくる。

要約するとこんなかんじなんですけどね。今の段階では「???」かもしれませんが、少しずつヒモ解いていきますので、もう少しお付き合いください。

この項目で伝えたいことを、より具体的にイメージできるよう、私の経験則をお話してから次の項目にいきますね。

「自分ができる範囲」と「コツコツ継続」の重要性。

私はですね、25歳の頃から「毎日1時間、勉強や読書をする」ことを続けております。この記事を書いているまでに、かれこれ17年になりますか(笑)。

大体ですよ、大体毎日1時間。前述しましたが、いつからか毎朝少し早く起きて、エアロバイクを漕ぎながら参考書や本を読むという生活を続けております。

この1時間という時間なんですけどね、17年継続すると、

1時間×365日×17年=6205時間

になります(笑)。で、その1時間というのは机に向かう時間ではなく、わたしはエアロバイクに乗ったり、スキマ時間にスマホで本を読んだり、という時間。

1日1時間、工夫すれば誰でも作れる時間だと思うんですよね。

で、以前は「勉強は何時間も机に向かわなければならない」という認識があったので、やる気になった時、例えば資格取得を目標にした時なんかですね、無理をして机に何時間も向かうことはあったんです。

でも続かないんですよ(笑)。

というのも、私は机に向かうことが好きではない(笑)。そして机に向かって何時間も集中力が続かない(笑)。すっごい疲れるんですよ。

でも、自分の能力は向上させたい(笑)。机に向かうのは無理だけど、能力は向上させたい(笑)。

そして方向転換。机に向かわない勉強方法を編み出したワケです。なので、今まで取得した資格(介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員・行政書士等々)は全部、有酸素運動をしながら&スキマ時間に参考書と過去問題を読んで取得しました。

数百冊の読書も全部「ながら」です。

ちなみに、私は書きもしまへん(笑)。何かをしながら、ひたすら読む。この方法が「私の継続できる方法」なんですよね。自分に合った方法。

人それぞれだと思います。逆に運動しながら等の「ながら勉強」が集中できない人もいると思いますし。

「ながら勉強」は一つの方法です。要は「自分が継続できる方法」でコツコツ自己投資をすれば良いワケで。ちなみにですね、1日15分でも非常に有効だと思いますよ。

15分でも10年続けると、

1日15分×365日×10=912時間半

になります(笑)。難関資格もイケますね(笑)。

で、この時間の積み上げが、人生を大きく左右します。まあ、別に無理をしなくても良いんですけどね。でもどうせなら、心穏やかに人生後半を過ごしたいじゃぁありませんか。

いつまで経っても「お金」と「人間関係」で悩みたくないじゃぁありませんか。

まあ、お金は別にいいんですよ。これは副産物なので。どれだけ人の役に立てるか、その質と量が「お金」に変化しますから。ただ、人間関係についてはどこでもついて回るもの。

コミュニケーションの基本を知って、コツコツ自己投資していけば、人間関係も改善しますし、その結果、収入に反映する。私のように「自分のやりたいように仕事をする」ということが出来るようにもなる。

ちなみに、私は今までのコツコツ積み上げをしたおかげで、介護士として日本全国どこでも働けますし、管理職としても働けますし、組織運営でも成果を出せますし、自分で事業を行うこともできます。人間関係で悩むこともほぼないですし。他者に多くを求めていませんからね。

で、投資するモノに関しては何も勉強でなくてもいいんですよ。自分が好きなこと、熱中できることを掘り下げていく。それが日本全国のマーケットで発揮できる時代です。ネットがありますからね。

特にシニアマーケットは超巨大ですから、「介護士+〇〇〇〇」というのは大きな相乗効果を生む可能性あり。まあ、また別の記事でお話しますけどね。

理想を下げるだけでも、メンタルを保つには大きな効果があるんですけどね。他者のことは置いといて、自分ができることに集中して現実を上げる、そしてさらにメンタル安定、これがこのページ全体で伝えたいところなんですよね。

で、メンタル安定の中心が「コミュニケーションと自己投資」になるんです。山本直広理論では(笑)。

次に「プラス思考とマイナス思考」「過去思考と未来志向」について少し話をして、その次からは「コミュニケーション」についてお話していきます。コミュニケーションの基本から始まって、段階的に「影響力を与えるコミュニケーション術」を身につける、そんなイメージで書き進めていきます。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • 他者の評価や他者の期待、世間一般は気にしないで、「自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。

プラス思考は未来志向、マイナス思考は過去志向

理想と現実、という話をしましたが、ちょっと思考回路転換のコツをお話しておきます。

ストレスがかかる、心が揺れる状態というのは理想と現実の差から生まれる、とお伝えしました。そしてそのストレスは、イコール「問題」と捉えることができます。問題というのも理想と現実の差から生まれるもの。

で、その問題が出てきた時に、愚痴や不平不満を言うことは過去に執着をしている状況ですので、私は「過去志向」と呼んでいます。

逆に、その問題を「解決できるもの」と考え、課題に変換し、この先どうするかを考える、これを「未来志向」と呼んでいます。

ちょっと具体例を出して「考え方」をお話しますね。

例えば、ですけどね。職場に新人職員が入ってきました。その新人さんは物覚えが良い方ではありません。仕事の覚え方とかもよく分かっていない。

その姿を見て、「あの新人はほんと覚えが悪い。」とグチグチ言う。教えた人同士で、その新人職員さんの悪口・粗探しで盛り上がる。理想が「物覚えがよく、すぐに戦力になる職員を求めていた」なのか、「自分はできる人間だ」と誇示したいだけなのか。

この場合の心理状態を読むと、うまくいかないことを愚痴るというのは、「自分は一生懸命教えているけど、うまく覚えてくれない」という、「自分を認めてほしい」という欲求が多くを占めていると私は考えています。

粗探しと悪口で盛り上がったところで得られるものというのは、共感からの自己満足しかありませんよね。でも目的は「新人職員さんが戦力になるように育てる」というのが一番ですからね。

過去にうまくいかなかったことに固執し、自分が正しいことを認めてほしい、その新人が間違っている、という気持ちもわからなくはないですが(笑)、でも本来の目的からは大きく外れますよね。

過去に執着ている状態です。これが過去志向。不平不満や愚痴で終わってしまうのは過去志向。別の言葉で言うと「マイナス思考」。

逆に未来志向というのは、新人さんが中々覚えてくれない、という現実に対して「どうすれば覚えてくれるか」という未来のことを考えること。

自分の伝え方、教え方は?
新人さんの心理状態は?
コミュニケーションはとれている?
良いところは認めてあげている?

等々を考える。「自分原因」という言葉もありますが、同じ考え方ですね。他者のことはいいから、自分ができることを考える。なので、プラス思考=未来志向=自分原因論、なワケです。

過去のことに嘆く、という気持ちもわかりますが、大事なのは未来に向けてどうするかを考えることです。

自分がつい不平不満・愚痴を言いたくなった時に、その問題をどうしたら改善できるか?、という考え方ができると気持ちも楽になります。新人職員さんへの教育、という例を出しましたが、全部同じ。

心の揺れを感じた時、どこかに「問題」が存在します。その問題を解決すべき課題に変える。そんなに難しいことではないですよね?

ある本では問題=不平不満・愚痴、課題=希望と表現されていました。おー、なるほど、と思いました。

問題を解決すべき課題に転換したとき、それが未来への希望に変わる。

過去のことに不平不満・愚痴をこぼすのではなく、「今からどうしようかね」と考える。そのクセをつけてしまいましょう。メンタルにも大きく関わってきますよ(^^)

逆に、指導をする立場の人は、部下等から不平不満や愚痴を聞いた時に「今からどうするか、一緒に考えましょ」と言う。間違っても一緒になって不平不満や愚痴を言わないようにしてくださいね~。

過去志向と未来志向についてはこの辺にして、次からメンタルヘルスの要、コミュニケーションについてお話していきますね。

ここまでのポイント
  • 理想と現実に差がある時、心が揺れ動く(喜怒哀楽)。
  • メンタルを安定させるために その1「理想を落とす」。
  • 介護の仕事の給料は「低いけど安定している」。これをどう受け止めるか。
  • 「介護の仕事は私生活の場で行われるので、関わる人達のマイルールがぶつかりあう。」人間関係が難しくなるのは当たり前のこと。
  • 「人によって違いがあるのは当たり前、特に私生活の場では当たり前の当たり前。他者に期待しない。」
  • 他者や世間一般は気にしないで、「自分を見つめる」。自分がしたいことを目指して、1日15分でいいからコツコツ積み上げる。継続できる方法を探す。
  • 過去の出来事に不平不満や愚痴を言うのではなく、「解決する課題」として捉える。「今からどうしようかね」を口グセに。

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