ここでお話することは、ダメダメ社会人だった私が、ストレスまみれで、収入や将来に強い不安を感じている介護職だった私が、その状態を改善していく過程から至った考えになります。そんなワケで、ワリカシ説得力があると思います(笑)。
ちょっと身の上バナシですが…(笑)
ワタシ学生時代はほぼ勉強せず、何も考えず、特にやりたいこともなく社会に出ました。そして社会の荒波に撃沈。
「このままじゃやばい、自立できない」
と20代前半にどん底の精神状態を経験しました。今思えば、何もやる気がせず、精神的にはかなり追い詰められていたと思います。
24歳の時に、何となく介護の仕事を始めましたが、やはり人間関係に悩み、また収入や将来についても大いに悩みました。
そんな状態、「将来どうしよう」という強い不安から様々な本を読み、勉強し、自分なりに考え、人生が大きく転換。
介護の仕事では重要なポジションも頂きましたし、今はストレスもほとんど感じることなく、今からは自分で事業を始めようとしている、という(笑)。
人間変わるものだなー、と自分自身でシミジミしております(笑)。
身の上バナシはこの辺にして…、
「介護職のメンタルヘルス」の構成としましては、最初にまずストレス軽減といいますか、メンタルヘルスについてのお話を。
そこから人間関係・コミュニケーションについての話をしていきますが、そこに「収入」や「将来性」というところにつながる話も織り交ぜていきます。
メンタルを保つにも、収入のことを考えるにも、将来のことを考えるにも、カギとなるのはコミュニケーションと自己投資になるんですよね。で、コミュニケーションと自己投資も密接につながりがあります。
そしてそして、この文章全体を読めば、介護職が抱える「人間関係・収入・将来性」という悩みに対し、ある程度の「解」になるのではないかな、と私は考えております。
私も長く介護の仕事をしていますが、いつもイライラしている人、精神的に追い詰められている人、せっかく介護の仕事を始めたのに離職してしまう人、そんな人たちを多く見てきました。
現状でも人手不足の介護職、数年後には今よりももっと足りなくなる、そんな未来が待っています。
私はストレスまみれの状態から、ストレスフリーに。そんな経験から至った私の「考え方」で、少しでも「介護職の離職を減らす」ことができればな、なんて考えてます。大きく出過ぎました(笑)。
ちょっと自信過剰(笑)な気もしますが、中々出会わない考え方だと思いますので、長い文章ですが、お付き合いくださいm(__)m。
「こんな考え方もあるんだね」と思っていただければウレシイですし、また「自分の人生に使えそう」となれば小躍りしてヨロコビます(笑)。
ということで、ヤマナオ総合福祉がお送りする「介護職のメンタルヘルス【人間関係と自己投資】」、始めます(^^)
- ①まずこれを理解してほしい、「ストレスの原因」
- ②理想と現実のコントロール「理想を落とす」
- ③理想と現実のコントロール「現実を上げる」
- ④コミュニケーションの基本(1)「良し悪しの判断をしない」
- ⑤コミュニケーションの基本(2)「感情のコントロール」
- ⑥コミュニケーションの基本(3)「切り取り理論」
- ⑦コミュニケーションの基本(4)「悪口・噂話=守秘義務違反」
- ⑧コミュニケーションの基本(5)「【人を変えるのは難しい、自分が変わる】の本質」
- ⑨コミュニケーションの基本(6)「人は否定されるのを嫌がる」
- ⑩コミュニケーションの基本(7)「人の良いところを見ましょ」
- ⑪コミュニケーションの基本(8)「他者の関心事を見つける」
- ⑫コミュニケーションの基本(9)「人間関係の距離感」
- ⑬コミュニケーションの基本(10)「謙虚さを忘れずに」
- ⑭コミュニケーションの基本(11)「対応力を広げる」
- 「介護職のメンタルヘルス」まとめ
①まずこれを理解してほしい、「ストレスの原因」
②理想と現実のコントロール「理想を落とす」
③理想と現実のコントロール「現実を上げる」
④コミュニケーションの基本(1)「良し悪しの判断をしない」
⑤コミュニケーションの基本(2)「感情のコントロール」
⑥コミュニケーションの基本(3)「切り取り理論」
⑦コミュニケーションの基本(4)「悪口・噂話=守秘義務違反」
⑧コミュニケーションの基本(5)「【人を変えるのは難しい、自分が変わる】の本質」
コミュニケーションの基本(5)「【人を変えるのは難しい、自分が変わる】の本質」
⑨コミュニケーションの基本(6)「人は否定されるのを嫌がる」
⑩コミュニケーションの基本(7)「人の良いところを見ましょ」
⑪コミュニケーションの基本(8)「他者の関心事を見つける」
⑫コミュニケーションの基本(9)「人間関係の距離感」
⑬コミュニケーションの基本(10)「謙虚さを忘れずに」
⑭コミュニケーションの基本(11)「対応力を広げる」
「介護職のメンタルヘルス」まとめ
なんか、かなり長くなっちゃいました(笑)。
私が考えるメンタルヘルスを保つ流れ、というのは、
「理想を下げてメンタルを少し安定。他者のことはあまり気にせずに、自分ができることに集中をする。」
「自分を高めることができれば、自然と評価もされるし、他者に影響を与えることもできるし、人間関係も良くなってくる。」
「そして自分を高めるための知識と教養は、収入に反映もしてくる、また、自分の可能性も広げることができる。さらにメンタルが安定する。」
こんな感じです。
私が思うにですね、表面的なこと、というか結果論的なことというのは知っている人も多いと思うんですよね。
「色々な価値観を受容しましょう」とか。
「悪口を言うのはやめましょう」とか。
「自分を変えていきましょう」とか。
「人の良いところを見ましょう」とか。
このような言葉は聞いたことあるだろうし、意識もしていると思うんですよね、多くの人が。
でも、実際には中々できない。人の本能とか、欲求とか、その辺の根本を知らないと、実行もできないし、実行したとしても苦痛だし、継続もできない、なんて思います、ワタシ。
実際に、介護の仕事を長く続けてきて、このような人が多いと感じております。
「違いを受け入れられない人」
「違いに対し過剰反応する人」
「違いを基に人の悪口を言う人」
「違いに疲れてしまっている人」
「承認欲求が高い人」
「集団で個をないがしろにする人達」
やっぱりですね、他者に対して過剰に期待をしている状態といいますか、それにプラスして承認欲求、それらに苦しんでいる人が多いです。
心に負担を抱えている状況では、良い介護にもつながっていきませんからね。
ただでさえ難しい介護の仕事の人間関係。少しでも心を軽くして仕事を頑張れる人が増えたらいいな、と思っております。
で、組織を作る上でも、このような考え方をまずは改善していかないと、「強い組織」というのは作れない、というのが私の考え。
強い組織の定義ですけどね、私は、
「問題が隠れることなく、すぐに顕在化し、そしてすぐに改善に取り組むことができる、自浄作用がある組織」
と考えております。その辺はまた組織運営のところでお話しますけどね。
そんなこんなで、このページでお話したことは、個人単位でも組織単位でも必要な考え方だと思っております。
自分の考えをですね、すぐに変えるのは難しいと思います。ですが、このページ全体で何回も言っていることですけどね、「他者のことはいいから、自分に集中する」ことで、少しずつ変わっていけるはずです。
ここで私の好きな言葉を。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
大事なのは日々の積み重ね。失敗することもあるでしょうが、その失敗からも学び取る。問題もたくさんあるでしょうが、ひとつひとつ解決していく。時間をかけて積み上がった時に花開く。
逆に人のことばかり気にして、自分は何も変わろうとしない。失敗は他者や環境のせいにする。問題には嘆くだけ。
時を重ねると、非常に大きな差となって表れてきます。
「人を変えるのではなく、自分が変わる」
これを習慣にできるよう、ボチボチ頑張っていきましょう(^^)
と、こんなところヤマナオ総合福祉の「介護職のメンタルヘルス【人間関係と自己投資】」を終わりにいたしますm(__)m。
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